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魔女狩り探偵の怪奇事件簿  作者: 桜 壱俉
15/18

魔女の館 魔女狩り鬼堂

 私達は、館から出ることになった。

長谷川さんの遺体は北条さんとお坊さんに任した。「あれで犯人分かるのかな?」

私の言葉に鬼堂が答えた

「骨になっていたからな、時間もかなり経っている難しいができなくない骨の状態でどのくらい時間が経っているかで可能性がある犯人に行き着くだろう」

「あのー」

日向くんが質問する

「なんで床のコンクリートに遺体があるとわかったんですか?」

鬼堂が答えた。

「ババアのヒントでわかったが排水口がなかったからだよ」

「排水溝?」

私達が話す

「あそこには排水溝がなかったのよ普通のトイレじゃなくて、広めでお客さんをたくさん呼べるようにした館だった、だからトイレ掃除も楽にやるように水洗いでやるように設計したんじゃないかって」

『排水溝がないんじゃトイレがカビだらけになるからね』

「だからこう考えた排水溝がないその理由は、あそこは遺体を隠すために犯人が作ったのです。」

「なるほど」

「多分だか、彼処は一人分陥没しててやった犯行だろうな」

「なんで自首しなかったんでしょう」

「んなもん、決まっているだろう性格と根性がクソだからだよ」

そう話して私達は館を出た

そこには男が三人いた。

「!!」

私達は正面にいるだけで三人に恐怖した

一人は、館の入り口の正面に二人は、左右の道を塞ぐ形で立つ

正面の男は、白いスーツを着て左の男は、図体がデカく体が太く引き締まっている

右は長めのコートを着て帽子とサングラスで顔を隠していた。

私と日向君は、三人を見て心臓が締め付けられる感覚に襲われた。

三人の男達からは、とんでもない何かを感じた。

自分が体験した中で近いものは、不良が脅しで威圧する感じだ、あったことはないが学生生活で不良がするところを見たことがあった。

だか比べ物にならない三人は人の形をした化け物だ。

正面の男が低い声で口を開く

「こんにちは、その子を攫いに来ました。」

そう言い指を指す

指の先は私を指していた。

「え?」

なんで私と思った。その後「ヒィ」と悲鳴が聞こえた。

後ろを向くそこには、白峰ちゃんに取り憑いた長谷川さんがいた。

その時私は、思い出す

鬼堂が話した。外道の話

自分勝手な奴らは、嫌いな奴は、存在するだけで許さない

どうやったか私達が遺体を見つけたのに気づいて殺し屋を使ったのだろう


正面の男の指から私達を遮るように鬼堂が立つ

私達を守るようだった。

そして鬼堂は言う

「残念だかこいつはやれねぇ手出したら」

そう言うと鬼堂は

殺気を放つ

「殺すぞ」

低い声で脅す

正面の男は、軽く笑い鬼堂に近づく

速かったそしていつの間にか右手にナイフを持っていた。

赤峰は、しっかりと見えていた。

男がかなりの速さで鬼堂を殺そうとしていたことを

だが

鬼堂は、男の倍は速かった。

「グッ!?」

鬼堂は男の顔面を捕み持ち上げ地面に思いっ切り叩きつけた。

仲間がやられて左右の二人も動く

右のコートの男は、両手にナイフを持ち鬼堂に突っ込むがアリアさんが立ちふさがると

地面がパキパキと音を鳴らしコートの男ごと地面が凍った。

左のガタイがいい男は、右拳を振り上げるがマーズさんが立ち塞ぎ振った右拳を左手で手首を掴んで防ぐ男は左拳も出すがそれも掴まれてマーズさんが思いっ切り力を入れて男を片足つかせて抑え込む

鬼堂に抑え込まれた男が驚きながら話す

「あの方たちは、魔女!?じゃあ貴方は、一体」

そして鬼堂は、答える自分の名を

「鬼堂千理」

「なに!!」

男は、驚くそして

「魔女狩り鬼堂だと!!」

鬼堂の二つ名を言った。

「魔女狩り鬼堂?」

「鬼堂さんは、裏の世界でそう言われているのです。仕事をしてたらあのような二つ名が」

アリアさんが答えた。

私は、どっちの意味で?と思った。


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