魔女の館 外道
私達は、館に向かうことになった。鬼堂、お坊さん、マーズさん、アリアさん、日向君、白峰ちゃんに取り憑いている長谷川さんと私で向かっている
私は、気になっていることがある
私と日向君は、事件に関わらせるなんて普通はやらない、しかもこんな大所帯お坊さんが言っていた。「念には念だ」この事件何があるのか私は、お坊さんに聞くことにした。
「あーまあただの念には念だ大丈夫だと思うが、人を殺す奴らは頭のネジが外れている事があるからな、そういうのは鬼堂の方が詳しいぞ」
お坊さんは鬼堂に話を振る
鬼堂が話す。
「なあ、お前ら」
鬼堂に聞かれる
「気に入らない奴がいたらどうする」
なんの質問かと思ったが私達は
「無視する」
日向君も同じ答えだ
「普通はそうだ、だか殺す奴ら自分勝手な奴らは、そんなこと考えない」
日向君が質問する。
「え、じゃあ何を考えるんですか?」
鬼堂が答える
「奴らは屈辱を与える」
「何故そんなことを」
嫌いな人はいるだが気にしないのが得だ関わらなければストレスはない
「そういう奴らは、我慢ができない目に入ってだけで殺意がわく存在を許さない自分より下だと思わないと気が済まないだが俺によくあるケースなんだが」
鬼堂のケース?
「俺は、強ぇ振りかかる火の粉は簡単に払えるたが外道は、どうしても俺を殺してぇだがバット持っても拳銃持っても、数でかかってきても俺を殺せねぇそれどころか俺に負けて屈辱を味わってるどうしても勝てない、そんな奴らは、どんな行動をとる思う」
「えっ諦める」
私は、とっさに答えた
勝てないなら尚更関わらない
「普通はそうだが奴らはな、別口で苦しめようとする」
「えっ」
どうゆう事だと思った?
「実際あったことだが俺が高校の時、糞野郎がいてな、そいつは、理由もなく暴力を振るうしカツアゲなんて当たり前女陵辱して写真やサイトに載せたりして人を不幸にすることを至福にしているような奴だった。それだけじゃねえ半グレにも属していたな、実際注意した風紀委員の一人の家を燃やしたしな」
「最悪」
行動がもはや人ではない本当に外道だ。
「証拠がなくて罪に問われなかったがな、そいつは、俺をターゲットにした理由は、顔がいいからだと」
確かに鬼堂は、イケメンだ芸能人でも必ず人気になりそうなほどレベルが高いでもそんな理由で
「だか逆に屈辱を与えた」
「えっどんな」
思わず聞いてしまった。
「裸にひんむいて奴のケツにカラーコーンぶっ指した」
「ぷ」
思わず笑ってしまった。外道だから尚更
「そんでたびたび俺を殺そうとするが返り討ちにした」
いい様だ
「やつは悟った何しても勝てないとそして行動を起こした」
確か別口で苦しめるって
「奴は、俺の姉貴に手を出しだ」
「え」
「しかも大人数で襲った」
少し沈黙が流れる
「あの」
日向君が口を開く
「お姉さんは」
「無事だよ逃げ出して近くにいた人に助けられたんだってよ」
「そうですか」
「お陰で大変だよ、姉貴、助けた人を探してくれって頼まれてんだ」
「えっ助けた人わからないのですか?」
少し妙だ普通連絡先とか警察に確認できると思うが私も母さんが事故にあった時助けてくれた人に警察に教えてもらった。
「ああ、助けてくれた奴が殺し屋で、主犯の糞野郎が腕一本なくなった。」
「えっ」
呆気にとられる
「何があったんですか?」
「さあ、姉貴には、刀を使う殺し屋を探してくれって頼まれてな、どうやら惚れててな、花嫁修行をする始末だ」
どうやらお姉さんは、気が病んでいないようだあれ?こいつのお姉さん殺し屋の嫁になるの?
お姉さん大丈夫?
「だから念には念だ、捕まる前に原因を調べてお前らを襲ってくるかもしれない」
私と日向は、ゾッとした。
知らないうちに命が狙われていたかも知れないことに
「電気が通ってねぇから防犯カメラは、ないと思うが思いがけないところで知られている可能性は、あるな」
「最悪だ」
口に出してしまう
「だからマーズ、アリアお前らが護衛だ、長谷川は、俺が見る」
「了解だ」
「了解しました。」
「あの」
日向君が手を上げて言う
「あのだったら俺らを事務所のどこかで監視すれば」
「言ったろ念には念だと」
「でもそっちの方が安全じゃ」
「もしかしたらトイレに手がかりがなくて手分けして手がかりを探すかもしれないだろ」
「えっ?と言うことは」
「手伝え」
それが主な理由か!?
そう思ったとき
「着いたぜ」
私達は、魔女の館に着いた。