表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女狩り探偵の怪奇事件簿  作者: 桜 壱俉
11/18

魔女の館 刑事

 アリアさんと話し終わると鬼堂千理が帰ってきた。憑依された白峰優子を担いでその後にスーツ姿の男女が大声をあげて入ってきた。

「鬼堂!!おまえなんてことを!!」

「なんで学校に不法侵入してんのよ!」

二人は、カンカンに怒っている

「不法侵入じゃあねぇよ、ほれ」

鬼堂は、一枚の紙を出した。

その紙を見ると

「許可証、店名ガラス藤野、名前鬼堂千理、目的ガラスの修理、全部うそじゃねぇか!!」

「てかお前が持っていても意味ないだろ!!」

「あー後で提出しようとしたが忘れてた」

「忘れたじゃないだろ」

「ふざけるな!!」

「いいじゃねぇかよ実際直してからこいつを捕まえようと寄った」

「だからってあんな騒動起こすな!!」

「仕事なんだからしょうがねぇだろほっとくとこいつが何するかわからねぇ」

グデーンとなっている白峰優子を指差す

「そっちでどうにかしてくれ適当に捕まえたーとか」

「おまえなぁ」

女の人がワナワナしている

話でわかったがおそらく二人は警察の人だうちの学校で起きた事件で鬼堂千理の仕業であるのが分かったんだ

「はあー」

男の警察官がため息をついて

「わかったこっちで何とかする」

「ヒノさん!!」

男の人はヒノって言うのか

「しょうがねぇだろこいつはうちの警視総監のお気に入りだそれにいくつもの事件に貢献している、多分免除される」

「そんな」

「おい、北条」

女の人は北条と言うらしい

「なによ?」

「今夜うちに来い」

「ふざけるな!!私がそれでなびくとでも!!」

「久しぶりにいいじゃねえか」

「お前他にも女がいるじゃねぇか」

そういえばハーレム作ったんだっけこの人

てか北条さん関係持ってる事遠回しにバラしてるんだけど

「はあ」

鬼堂がため息をはく

「マーズ」

「ほーい」

マーズさんは、北条さんをひょいとお姫様抱っこして

「おい!下ろせ!やめろ!」

北条さんは、連れていかれた

「よし、こっちの話は終わったな」

「お前そういうのやめろって」

「しゃーねえだろ俺には必要だ」

俺には必要だってどんだけだこの人?


ピンポーンとチャイムがなる


「どーぞー」

アリアさんが、インターホンで誰かを呼ぶすると外からシャンシャンとコンコンが合わさった音が近づく

そしてドアが開く

そこには

「鬼堂、白峰優子殿は、おるかな?」

訪問した人は、お坊さんだった

さっきの音は、錫杖の音だったようだだが思ったより大きい杖の棒部分が太い

そして今回の事件に気づいて鬼堂に依頼した人

「おや、君は、あの時の」

その人は日向君を覚えてくれていた。

「はい、お久しぶりです」

日向君がソファに立って深くお辞儀をする

「元気しとったか?」

「はい、あの時お世話になりました。」

「ははは、陰陽師として当然のことしたまでよ」

『陰陽師!?』

万理が驚く

「なに驚いてんのよ?」

『だって陰陽師だよ本物!?』

「そんなにすごいの?」

万理に聞く

『あのね、僧侶でも霊徐霊できるの少ないしできない人が多いけど陰陽師は、過酷な修行をして霊のいろんな対処ができるエキスパートだよ』

「へぇー」

聞いても興味が湧かない

「さてさて、鬼堂」

「依頼通り連れてきたぜ」

「では起こしてくれ」

「おう」

鬼堂は、白峰優子に近づき

「起きろー」

と言い頬っぺをペチペチ叩く

「んっんー」と白峰優子が起きる

白峰優子は、鬼堂と目があってしまう

「ギャー化け物ー!!」

第一声が化け物だった。

日向君たちは、驚いている私が言ったことを信じたようだ

「ちょいっといいかな」

坊さんが横はいる

「お主名前は?」

坊さんは名前を聞いた

「えっ?長谷川千秋です。」

「長谷川千秋殿我々は、主を成仏させる、そのために来た」

坊さんは、彼女に何をするか伝えた

「うっ」

彼女は、目に涙を溜めた、坊さんの姿で察したのだろう

「うあああああああああああうっうあああああ、ああああああ」

彼女は泣いた

「わっ私、うっ奪われて、ばっか、私の人生すべで、あいづらに、私はあんな、ところで死ぬために、いぎで、きたんじゃ、ない」

坊さんはしゃがんだ

「聞きたいことがある、お主さっき奪われたと言ってたな」

彼女は頷く

「では、その未練断ち切ろうではないか」

「えっ」

彼女は顔を上げる

「なんで」

「考えてみろ、お主を殺した奴らがのうのうと人並みの生活をしているのだぞもしくは、」

坊さんの顔が険しくなった。

「そ奴らまた犯行を続けているやもしれぬ、そんなやつをほっとくわけにはいかん」

坊さんは手を差し出す

「そ奴らを捕まえるために手を貸してはくれないか」

坊さんは、優子に取り憑いてる霊に事件の協力を申し出た。

『ちょっとそれは』

「うるせぇ」

『あが』

万理はなにかを言おうとしたが鬼堂に顎を押さえ込まれて黙らせた

彼女は目をぬぐい

「はい」

そう言って坊さんの手を取った。

坊さんは笑って言った。

「さぁ謎を解こうではないか」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ