異世界から現実に逆転生!?
どうも著者のLa-toです。
人生一発目の作品なので酷いと思いますが、見ていってくれると幸いです。
では本編へどうぞ!
1
「……」ユウリスは目を見開いた。見知らぬ部屋に、見知らぬベッド。
そして、ユウリスは慌てふためき自分の体を触りまくる。「体はそのままのようだな……」
訳が分からずとりあえず家の中を散策してみる。
「なんだこの鉄の箱は?」そうしてその箱の扉を開けると、「なんだこの冷気は……魔力か何かか?」そう思った瞬間頭に、衝撃が走った。その衝撃と共に何かしらの記憶が、鮮明に思い浮かぶ。「そうか、おれは負けたのか。」
それは転生前にいた世界での、戦争の事だった。その世界では大陸が西と東に分かれており、その大陸の周りには大小様々な、島があった。そしてある日を境に領土問題や、政治問題を理由に争いが起こるようになった。
ユウリスはその西軍の大将いわば、トップだったのだ。「あの配置、作戦は完璧だったはず……」
「まぁいい」そもそも争いは好き好んでする趣味でもないし、むしろめんどくさい事が無くなってよかったとさえ思っていた。
そしてこれから何をしようかと思っていると、ふと思っていたことが口に出る。「女の子と遊びたい……」「恋愛がしたい……」
そう、ユウリスは先ほど言ったとおり、西軍の将軍。つまり将軍家に生まれたので、小さい頃から武道や武器の使い方、戦での作戦の練り方などをひたすら教え込まれた。(もちろん勉強も)なので恋愛どころか、女の子とまともに、喋ったこともないのだ。喋った事がある女性といえば、母親と家にいた歳の離れたメイドくらいだった。
それから、とっさに目に入ったテレビのリモコンでテレビの電源を入れる。「なんだこれは?」
すると、テレビの朝のニュースがリビングにながれる。「朝8時にニュースの時間です」という挨拶に続け、ほかのアナウンサーやその番組のゲストたちが、自己紹介を始める。
「なるほど、こんなものまであるのか」と、思わず感嘆の息を漏らす。
そして天気予報や事件、子供でも分かるような企画を一通り放送したら、そのままその番組は終わった。
そして次のニュース番組が始まった。先ほどと、同じように挨拶をし、自己紹介を一通り済ませたらニュースに移る。それから何気なくニュースを聞いていたらこんなニュースがながれた。「ただいま速報が入りました。東京都内の高校で立て籠り事件が、起きました。犯人は覆面を被った男三人組、体格を見るに二十歳~二十代後半と思われると警察は判断しています。」
「なんだ?この、高校というものは?」このニュースが気になったのか、今まで聞き流していたニュースをじっくりと聞く。そうしてニュースを見てるうちに、『高校』というものは転生前にいた世界にもあった学校の一種だと知る。
それにもう一つ分かったことがある。『高校』には、女の子がいる。しかも子供だけでなく女性の教師の存在も認識した。
そしてユウリスは高校に行くことを決意する。
見ていただきありがとうございます。
どうっだったでしょう、人生一発目の作品は?
また、暇なときに見に来てください!