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午後の2時 俺はテレビゲームのFPSゲームをしていた。そしてオンラインのチームデスマッチで圧倒的1位をとった。


このゲームは素晴らしい。反射神経が鍛えられ、視野の広さやエイムの正確さ、頭の回転も速くないと勝てない。とても総合的に優れたゲームだと思う。


よし、この調子で次も1位をとるぞ!


「……くん」


「ねぇ、雅人君」


「フゥーーー」


ここは集中だ! 五感を研ぎ澄ませるんだ。


「ねぇってば!」


「! な……なに?」


「そのゲーム楽しい?」


キョトンとした顔で聞いてきた。


は? 何を当たり前なこと言ってるんだ。こんな総合的に優れた素晴らしいゲームはなかなかないぞ。


「楽しいに決まってるじゃないか」


「そうなの? 真剣な顔だったからつい」


「真剣に楽しんでるんだよ」


「なにそれ、わかんないや」


「もう黙っててくれ。これから集中しなきゃいけないんだよ」


まったく……なんでこんなことに。こんなんじゃベストコンディションで戦えないじゃねーか。


俺の家に住むと言い出した綾瀬 美波はさっきから俺がやってるゲームを後ろでじっと見ていた。見られながらやることが今までなかったから少しやりづらさを感じていた。


「おまえさ、俺の家にいたってすることないぞ? 一回帰ってから暇つぶしになるものでも持ってここればいいじゃねーか」


と言い帰らせようと試みるが……


「することならあるよ」


「? ゲーム見てるだけだろ?」


と言うと綾瀬 美波は少し小悪魔的な笑みを浮かべながら上目遣いで

「ううん……雅人君のことを見てるんだよ」


「!?」


くっ! なんて不意打ちだ。こんなの集中できるわけないじゃないか!


「私は雅人君のことだけ見てるからゲームの続きしてていいよ?」


こ……こいつ! あざとすぎる!


そして案の定俺はこのFPSゲームで連続1位だった成績が3位、5位と落ちてしまった。


まぁ原因は明白で、さっきのこいつの発言だがな。俺はゲームを切り少し休むことにした。


「あれ、やめちゃうの? まぁ休憩も大切だもんね!」


「……」


話すとロクなことがないと思い無視してみることにした。そして俺は喉が渇いたと思い一階のリビングへ行き喉を潤すことにした。そして部屋をでて一階に着き……


「ぷはぁっ! き……きつい」


呼吸をすることを忘れていた俺は部屋を出て一階に着いた途端呼吸をすることを思い出したように息を吐いた。


なんで自分の部屋でこんな緊張しなきゃいけないんだよ! これから本当に同棲するのか? 俺窒息死しないといいけど。


そして冷蔵庫から麦茶を取り出し、喉を潤して一階のソファで仮眠をとることにした。さすがにあの部屋では一睡もできない。


ソファに横たわって静かな環境の中で俺は眠りについた。

.

.

.

.

.

.

.

.


起きたらもう夜の6時だった。どうやら3時間以上も寝ていたらしい。


「うっ……もうこんな時間か」


そう言えばあいつは? そう思い自分の部屋に戻ることにした。暗くてよく見えなかったから部屋の電気をつけた。すると……


綾瀬 美波は警戒心もなく俺のベッドの上でぐっすりと眠っていた。


「はぁ……おまえもかよ」


起こそうと近づくと……

「うっ……雅人君」


起きたかと思ったらただの寝言だったらしい。てか寝言でなんで俺の名前出てくるんだよ。


「……」


やっぱりよく見てみるとますます可愛いな。あ、やべぇ。なんか少し変な気持ちになってきた。てか男の部屋で堂々と寝てんじゃねーよ!


……。


お……俺は忠告したからな? 俺に度胸がないって言ったこと後悔させてやるからな!


そして俺はそっと綾瀬 美波に近づいた。





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