12月28日(木)
母がクリスマスプレゼントで買ってくれたラッドのライブDVD「青とメメメ」が届いた。観た。
感動した。もちろん曲はすばらしい。演奏や演出もすごかった。でも何より印象が残ったのは、洋次郎が被災して修理したピアノを弾くときに涙を流したこと。
そのピアノは宮城県の幼稚園にあったらしい。東日本大震災で鍵盤ギリギリまで水に浸かったけど、2ヶ月かけて直したという。きっとそのピアノには幼稚園の子供たちの楽しげな気持ち、歌うことの嬉しさが詰まっているんだろう。
今まででこんなに心を打たれたライブはなかった。洋次郎の震災に対する想い、宮城の人たちの悲しみがすごく伝わってきた。
実際、俺の父は被災した人たちに関するボランティアをしていた。たまに父に連れられて、福島から北海道に移住した人のところに行ったりしたことがある。今まではそのような体験をしたことがなかったから、その時は特に何も思わなかった。
けど、今となっては貴重なことに思える。やはり実際に被災した人と話すと違う。家を突然失い、見知らぬ土地に来て生活する。自分たちが思うよりずっと苦しいだろう。あの時の衝撃、悲しみは癒えることはないだろう。だからこそ助け合っていくべきだと思う。今では他国も日本を応援しているところが多数ある。国、地域、他国との繋がりをずっと、ずっと大切にし、あの時を一生忘れずに生きていこう。暗い意味ではない。それを糧にして希望を目指すのだ。それが今の俺たちがするべきことなのだ。
震災から6年と9ヶ月。改めて気づかされた。
あと、今日は勉強した。国語終わらせた。明日は苦手な数学を終わらせるぞ。やる気あったら社会か家庭科も。がんばろ。