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二人で魚釣りをしたら

今回も三日連続で投稿します!

今日は朝から静かに流れている川と睨めっこをして大きめの石に座り、

釣竿を片手に持って暇をしている。

すると、少し離れていた所で釣りをしていたルーナが戻ってきた。


『ロアンー、魚釣れたー?』

『いーや、全然釣れん』

『私も一匹だけだわ』


青いバケツを地面において中を見せて貰うと、

確かに一匹しか魚がいなかった。

んー、一時間でこれは効率が合わないな・・・。


ルーナと顔を見合わせてお互いにある決心をした。


『やっぱり、あのやり方で魚を捕ろうかしら』

『そうだな』


そう、俺たちは風の魔法を利用して魚取りをした。


『風よ!魚を捕れ!』


泳いでいる魚に狙いを定めて風を纏わせて宙に吹き飛ばし、

向こう側にいるルーナがバケツを持ってキャッチした。


『ロアンー!ナイスだわー!』

『おー!この調子で魚を捕るぞ!』


地面に魚が落ちてしまうと痛むため、この用に魚を捕っている。

そして、なによりも遊び感覚で楽しいのだ。


『今度は私がやるわよー』

『いつでもいいぞー』


声を掛け合い、ルーナが風魔法を使って魚を狙った。


『大きい魚を見つけたわ!そこよ!』


川の底から姿を現したのは本当に大きな魚だった。

俺の半分くらいの体長で無駄にヒレが尖っていて顔も鋭い、

何よりも赤い縦線の模様が入っていて恐ろしかった。そしてキバを鋭い。


俺はルーナに思いっきりツッコミをした。


『ぎゃああああ!!!これ普通の魚じゃなくてモンスターだろ!?

んなもん上げるんじゃねえ!!!』


何とか後ろに下がって回避をし、

地面にピチピチと暴れている魚のモンスターが目の前で跳ねていた。


『ロアン!?大丈夫!?』


ルーナが風魔法を使って川越しから飛んできて駆けつけてくれた。


『ああ・・・なんとかな』


少し怒り気味で返事を返し、まだ暴れているモンスターを見て話した。


『それよりも、こいつはどうするんだ?川に戻すか?』

『んーそうね・・・』


ルーナは一指し指を顎に当てながら考え、思いもしまかった言葉を口にした。


『持って帰って食べましょうか』

『食べるの!?』


思わずルーナに振り返ってしまった。

絶対に反対したかったんだけど、ルーナがさっさと氷の魔法を使って凍らせ、

風の魔法で少しだけモンスターを地面から浮かせ、歩いて帰ろうとした。


『帰るわよー、ロアン』

『マジか・・・』


渋々と釣竿と二匹の魚が入っているバケツを手に持ち、小屋に戻った。

帰って来ると、ルーナは早速キッチンに向かって魚を料理していた。


うわー、キッチンが変な魚で埋まっているわー。

キッチンと同じくらいの大きさだからすげー光景だわー。


それでもルーナは冷静に料理をして魚のソテーを作り、テーブルに並べられてしまった。


くっ・・・ルーナがせっかく作ってくれた料理を無下にするわけにはいかないな。

いつも通りに向かい合って座り、

恐る恐る口の中に魚を入れて飲み込み、感想を言った。


『・・・上手いな』

『美味しいわね』


俺たちは見た目と余りにも違って美味しかったからビックリしてしまった。

次回も魚釣りをしちゃいます!

今度はどんな魚を釣るのか?

そして、どんな展開になるのか?お楽しみに!!

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