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朝起きたら

寝る前に読んで良い夢を観てください!


二章が始まりました。

今回は3日連続で投稿しますのでよろしくお願いします。

今日も俺の生活は静かな朝から始まる。

気持ちがいい日差し、小鳥のさえずり、心地よく寝て目を覚ました。


振り子時計を見てみると、もう10時を過ぎていた。

やべー寝すぎたな。まぁ・・・仕事してねーしいいや。


部屋を出てリビングに向かい、

やけに静かだと思ったらルーナがいなかったのだ。


『あれ?いないな・・・自分の部屋か?』


ドアを開けてルーナの部屋に入ったが、やはりいないようだ。

と、言う事は・・・多分。


『滝で水浴びをしているな』


良し、覗きに行こう。

俺は直ぐに着替えて小屋を出て、滝がある場所に向かった。


数分ほど歩くと、滝ある場所に近付いて来て水が流れる音が徐々に聞こえ始めた。

このまま砂利道を歩いて左に曲がると、

滝があるからバレないように覗く為に草木の中に入った。


慎重に草木を分けて進み、木の間から滝を覗き込んだ。


『おっ、ルーナのやつ、やっぱりいたな』


滝壺の所で髪を洗って流していた。


『ん〜、やっぱり朝は水浴びをするのが気持ちいいわー』


今日は天気も良いし水浴び日和ですね。

私は髪を綺麗に洗い流し、手作りの石鹸を使って身体を洗いました。


『おー身体を洗っている姿を観れるとは・・・』


ルーナは胸や腰まわり、二の腕や太ももなどを石鹸で洗っていて、

とても興奮するようなシチュエーションだった。


本当、220歳とは思えない程のプロポーションだ。

こんなに覗いてもあいつは全く気が付かないなんて、意外とスキだらけだな。


身体を洗い終わり、滝壺の中に入って全身を洗い流していた。

ルーナの後ろ姿を観ると、女神が水浴びをしているかと思う程美しく、

とても絵になる光景だった。


『やっぱり、ルーナは美人だよなー』


小言を言い、草木から虫が飛んできた事に気を取られて目線を逸らしてしまった。


『なんだ・・・ただのバッタか・・・。

さて、俺はもう少しー・・・』

『もう少し何だって?』


背後から誰かに声を掛けられた。


『はい?』


後ろに振り向こうとすると、頭を思いっきり掴まれて凄い力を入れてきた。


『女性の水浴びを覗くなんて大した度胸ね・・・ロアン』

『いたたたたっ!!!まじで痛い!つーか何で後ろにいるんだよ!?』

『瞬間移動の魔法を使ったわ』


そうだールーナも魔法が使えるんだったー。

それよりも、いつバレてんだろうか?

あのバッタのせいか?このヤロー、バッタめ。


なんとか掴まれているのを自力で振りほどいて振り返った。


『覗いたぐらいでそんなにー・・・』


振り向くと、目の前に裸姿のルーナがいた。


『あっ』


ルーナは顔を真っ赤にし、

恥ずかしいのか怒っているのかのどちらかが分からなかったが、魔法を唱えられた。


『この変態ーーー!!!!!』

『ぐぶはっ!?』


風の魔法で滝壺まで吹っ飛ばされました。

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