久し振りに魚釣りをしよう
コンテストの一次予選に落ちたので、追加ストーリーを加えました。
そして応援してくれた皆様、ありがとうございました!!これからもロアンとルーナ達をよろしくお願いします。
朝食をいつも通りにルーナと食べていると、
ルーナが何かを思い出したように口を開いた。
『久し振りにお魚たべたいわねー』
『ん?』
これはやばそうと思った矢先、ルーナが提案を出した。
『ロアン、これ食べ終わったら川で魚釣りをしましょう』
少しだけ考えたが、まあ暇だからいいだろう。
俺は二つ返事で答えた。
『まあ、暇だからいいぞ』
『それじゃあ、一緒に行きましょうか』
朝ごはんの果物オンリーを食べ終えてルーナと一緒に小屋を出て、
魚釣りの道具も持って川がある場所に向かった。
○
ルーナと少し離れた場所で釣りをしていると、
久し振りにルアーに魚が食いついた。
『おっ、食いついた』
『ロアン、頑張って!』
『おー任せろ』
両手で力を入れて引っ張ろうとすると、なかなか釣れない。
むっ・・・結構大物だな・・・。
手こずっていると、ルーナが近くに来てくれた。
『大丈夫? 私も手伝うわ!』
そう言って俺の背後に回り、竿に両手を伸ばしてきた。
めっちゃ背中辺りに柔らかい感触が・・・まあいいだろう。
二人で思いっきり竿をあげると、
バケツに入りきれないほどの魚が釣れた。
『これは食べ応えがありそうね』
『ああ、一匹でも二人分の量があるな』
二人で喜んでいたが、ルーナに顔が赤くなっているのがばれた。
『どうしたのロアン? 顔が赤いわよ?』
『えーと・・・』
釣れた魚をバケツに入れながら聴かれ、正直に話すことにした。
『さっき、ルーナの大きな胸が背中に当たっていたからドキドキしたよ』
ルーナがその事に気が付くと顔が赤くなり、容赦無いツッコミが放たれた。
『こ、この変態ロアン!!』
『ちょ、ルーナ。待っ・・・』
風魔法を唱えられ、俺は真っ先に川に飛ばされた。
大きな水飛沫がなり、虹が出るんじゃないかなと思うほどの勢いだった。
『ロアンー!? 大丈夫ー!?』
まぁ、なんとか自力で陸まで上がる事ができ、平和な魚釣りを終えて帰宅する事にした。
その日の昼ごはんは当然釣った魚だ。
『『いただきまーす』』
まずは魚のソテーをぱくりと食べ、味の感想を伝えた。
『おーこの魚めっちゃ美味いな』
『美味しいわね、頑張って釣った甲斐があったわ。ほら、こっちの魚の蒸し焼きも食べてよね』
『ああ、勿論だ』
ソテーの次には魚と野菜の蒸し焼きに手を付け、カリフラワーと一緒に口の中に運んだ。
『味はどう?』
『うん、めっちゃ美味い!』
『ふふっ、良かったわ。私も食べよ』
魚をソテーの味付けで食べるのもいいが、野菜の甘みと魚の本来の味を楽しむのも悪くない。
先程はルーナに吹っ飛ばされて大変だったが、今日の昼ごはんはいつも以上に満足出来た。
昼ごはんを食べ終わる直前、ルーナにまた魚釣りをしようと約束をした。




