ルーナと青い服の女の子
風魔法で飛びながら森の中に入り、まずは小屋に戻ることにした。
もしかしたらルーナが帰って来ているかもしれないからだ。
一人で探すよりはルーナにも協力をして貰って探した方が効率がいいとも考えた。
それに、俺一人じゃロック鳥を見つけて女の子が生きていたとしても、
助けられるか分からんからだ。
小屋の目の前にたどり着き、一度地面に下りてドアを急いで開けた。
『ルーナ!いるか!!!』
小屋の中を見ると、ルーナと見知らぬ女の子がリビングのテーブルで、
ハーブティーを飲んで寛いでいた。
『あら?おかえり、ロアン。どうしたのかしら、そんなに慌てて』
『あっ、おじゃましてまーす』
・・・俺は自分の目を疑ったが、ルーナに落ち着いて質問をした。
『ルーナ・・・その女の子は?』
カップに入っているハーブティーを一口飲んでから口を開いて言った。
『さっき助けてあげてね、落ち着かせる為に小屋に上がらしてご馳走していたのよ』
『えーと・・・助けてあげたって言うのはもしかして・・・ロック鳥からか?』
ルーナは即答で『そうよ』と頷いた。
んーどうやら問題解決したようだ。
と、いうよりもお前は一人であのロック鳥を倒したのか?
どうやって倒したのか聴いてみると、
青いワンピースを着た女の子が笑顔で話してくれた。
『ルーナお姉ちゃんがお空をとんでいてね!まほうで大きな鳥の首をはねてたおしたの!』
うわー・・・えぐいな。
きっと風の魔法を固めて刃状な物を作って放ったんだと思う。
ハーブティーを飲み終わったルーナが俺の顔を見て指示をした。
『と、言うことだからこの子を村にまで見送ってあげてね、ロアン』
『よろしくおねがいしまーす、かっこいいお兄ちゃん!』
『お、おうよ』
こうして事件が解決して村まで女の子を見送り、家族で感動の再会を果たした。
ルーナの事が騒がれると面倒だから適当な理由付けて言った。
『ロック鳥が寝ている隙に女の子を助けてあげました』と。
女の子もルーナに言い聞かせられてたので、話をあわせてくれた。
めでたし、めでたし・・・いや、今日は俺の無駄な魔法を使った疲労だけが残った。
ちくしょー。まあいいか、女の子が無事だったからな。
次回にルーナが女の子を助けたシーンを描き、投稿しますのでよろしくお願いします!




