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クルスニード 終幕D さよなら
→[話をそらす]
「なんのことかしら……」
→[ゲルンガァがきになる]
「ゲルンガァは今頃どうしてるかしら」
「きっと敵の居場所を突き止めた私たちを待ってるさ」
→[ギュール]
「あ、ギュールさん」
街中でマジックを披露する彼がいた。私が観ていると、いつのまにかクルスニードがいなくなっていた。
あれからゲルンガァとクルスニードを探しても彼が見当たらなかった。
――それから三年、私は村の若い青年から求婚される。
昔から私が気になっていたらしいけど、クルスニードがいて近づけなかったらしい。
私は彼が嫌いではなかったので結婚を承諾した。
●
吸血蜘蛛と相討った青年は、吸血鬼狩りには毒とされる血を浴びる。
しかし死に損ない目をさますのだった。
彼女は元気にしているだろうか、きっと誰かと幸せに暮らしていることだろう。
青年は遠くから村を眺め、人の良さそうな男と歩く桃髪の女性をみかける。
「やはりあのまま死んでおけばよかった」
青年は自分を殺せるもののいなくなった世界で、いつか訪れるであろう死を待つ。
【トラジェディー..何より彼女の幸せを】