表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/40

傀儡王終幕E とにかくわかった


「わかりました。 頑張ります!」

「威勢だけはいいな」


〔私は味方です〕


「信用ならんな」

「ですよね……」


〔聞く〕


「お尋ねしてもよろしいですか」

「…何を?」


穏やかなほうは私と同じ名前の人について知らないみたい。


〔わからない〕


これではどちらが陛下なのかわからない。


〔どちらでも〕


どちらが王なんて関係ないわ。私に決められる問題じゃない。


「ぐああああああ!」


就寝しようとしていると、胸騒ぎがして、私は急いで陛下の元に走る。

すると玉座の間から誰かの叫び声聞こえ、扉を開けて中に入った。


「お前は見ないほうがいいぞ」

「陛下、どうして……」


ゲルンガァの右手には血の付いた剣、左手には首がある。


「やはりだれも信じられんな……」


玉座の下から上半身裸の薄い茶髪の青年が現れる。彼は右手の銃でゲルンガァの心臓を狙った。


「ああ、お前が王か……」


ゲルンガァの死を確認した青年は自身の頭部を撃つと、その場に倒れた。

私が決めていれば、彼らは死なずにすんだのかしら。


【DEAD:真相は闇へ】









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ