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出発

税関へ戻ると、すぐに顔認識、声紋、掌紋の3点の検査を受ける。

これで本人確認をするのだ。

最後に、暗証番号を打ち込んで、確認は終了だ。

「鰆さま、査定が終了しました」

そう言って、レシートが一枚差しだされる。

そこには、現在のグラム当たりの鉱石の金額、今回売却する鉱石の質量、それぞれの鉱石ごとの金額と総額が載っていた。

「ありがとうございます」

鰆は、税関の女性に礼を言うと、すぐに船に戻る。

「あれ、戻らないの?」

ジェニーが船に戻って行く鰆に尋ねる。

腰紐が外れていないため、鰆へ引っ張られる形になるが、ジェニーは苦しくなさそうだ。

「ああ、そろそろ燃料や食糧を補給しないとな」

そう言って、鰆はかなりのハイスピードで船を発進させていく。

なにをそこまで焦らせているのか、ジェニーには分からなかった。

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