資源発掘

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「ごちそーさまー」

ジェニーが手を合わせていう。

「はいよ」

鰆も、その直前に食べ終わっていた。

「それじゃあ、行こうか」

鰆が先に立ちあがり、ジェニーと腰紐を再び結びなおした。

そして、ジェニーを連れ、会計を済ませると、再び吹き抜けへと戻る。

次どこに行こうかと考えていると、電話が鳴った。

どうやら、持ってきた小惑星などの査定が終了したようだ。

「一旦船に戻ろうか」

「えー」

まだ遊びたいという顔をしているが、鰆は結局ジェニーを連れて税関のところまで戻ることにした。