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レストラン街

 ジェニーがそのレストラン街を目にした瞬間、駆けって行こうとする。それを鰆は腰紐を使って制止させた。

「こら、迷子になったらどうするんだ」

「ごめんなさい……」

 と言っても、走ろうとした足は地面についていないので、ただ空を蹴るばかりではある。それでも鰆はこれからのことを考えて、叱ったのだ。そして、無事に床に着いたら、こんどは手をつないで歩きだす。

「いろんなお店があるね」

 ジェニーがキラキラした目で、あちこちをきょろきょろしながら歩いている。

「ここは手野グループが出資しているところだから、手野食品系列のお店が多いんだ。でも、それ以外のチェーン店も、数多く出店しているよ。和洋中、それに宇宙食出すお店ってのもあるほどね」

 いつのまに取ったのか、鰆の手にはレストラン街用のパンフレットが握られていた。それを見ながら、鰆はさきほどジェニーに言ったことを話していたようだ。

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