表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/60

月面

 そもそも月へと移住することとなったのも、地球人類が増えすぎたということが問題になったためだ。2030年を過ぎた頃に、定住者が現れることになる。2098年、月面に一切の銃器類を持ちこむことを防ぐために、月面非武装地域が指定される。これは、地球統合政府、国家共同共和国、人民同盟国による区域設置であった。これによって、指定された範囲は一切の銃器の持ち込みが不可能となった。2108年に皇国共栄圏が設立されると同時に、この地域指定範囲は広がり、この時点で、月面全域が非武装地域となっていた。なお、教皇領国に併合された範囲も月面にも存在するが、これらも同時に非武装地域指定されている。このため、月全体が一種の中立地域として認識されることとなり、ゆるい合議連邦制が成立した。

 2110年、月面にある国は地球統合政府、国家共同共和国、人民同盟国、皇国共栄圏及び教皇領国であった。これらの代表者が集まり、一つの連邦制として発足することとなった。月面だけ別扱いということだ。連邦の国名は、そのまま月面非武装地域となった。

 そして地球の人類が月へと移住を開始して100年ほど。この頃になると、月をも人類のキャパシティは満タンとなりつつあった。さらに開拓地を求め、それぞれが旅立つことを決める。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ