私と坂浦先輩と
ゆるゆる書いてみます。タイトル回収はもう少し後になる、かと。。
眠気との戦いである授業が終わり、(おそらく授業中)たっぷりと寝て元気の有り余った幾人かの男子がばたばたと廊下をかけていく。バス停は並ぶもんね。3階からってゆう地味なハンデもあるし。まあ一年の頃よりかはましか。
そんなことをぼんやりと考えながら、突き当たりを曲がり、階段を登る。
だれもいない賑やかさが遠くなった廊下。少し進んで、ガララと見慣れた扉を開ける。
「失礼しまーす」
あれ、電気がついてない。まだ誰ももいないのか「わっ「うおわああっって!もう!坂浦先輩!!」
奇声をあげてぴゃーっと飛び上がってしまった私をみてけらけらと笑う先輩。恥ずかしい。むかつく。ごめんってそれ、絶対思ってないじゃん!!
「あーおかしい。ね、高野。それとって、そこの、あの、それ。」
「それってどれよ!っていうかこういうのやめてって言ってるでしょ!」
…先輩のほしいのは、たぶんあれ。でもさっきのが恥ずかしくて、つい強く言ってしまう。
「だーかーらー、こーれっ」
やっぱり。はっぴぃせんべい。ねじれた包装を3個、ぴょいっと摘んだ先輩。
「ちょっと食べ過ぎじゃない?みんなのなんだからね!」
「そーそーみんなのだよー。坂浦は食べ過ぎ」
美紗子先輩!いつの間に!てかドアにもたれかかるだけで絵になるってどーゆーこと…さすが我らが部長…ん?てかいつからいた!?
「えー別にいいじゃん。俺ほとんどこれしか食べないし」
「そーゆーことじゃないっての」
「やーいぺしっとやられてる。へへーんいい気味」
「くそー生意気だぞぉ高野!」
ガララ…
あ。たんったんたんっとふぞろいな足音をたてて、誰かが入ってきた。
「あ、まーたやってますねー」
「おー名物名物」
あ、颯に楓先輩。うん、同じ髪型やめて!?どっちがどっちかわからん!!双子じゃないのに似すぎ!
「あれー楓っち前髪切った?いーかんじじゃーん」
「てか颯、今日いつにも増してメイク乗りいいね。なんか変えた?」
なんでこの2人はわかるわけ!?すごすぎその微細な変化に何故気づける!?
ん、そういえば、と坂浦先輩がこちらをみる。なによ。
「ん、いや。高野はいつも固定スタイルだよなー」
「なに!別にいーじゃん。なんかあるわけ?」
いや、特にはねーとか何!もう!まさか似合ってない…とか!?いやそんなはずない初めて会った時とか私のこと見て変な顔してる先輩とかいなかったし!誰からも言われたことないし…!え、気を遣われすぎて言われてないだけ??
「ぷぷっ。みろよ、まーたあいつ1人で百面相してやんの」
「あんたさぁ、美礼からかうのもいい加減にしなよ?そのうち嫌われるよ」
「そーそー」
「意地悪なんてダサいよ」
「えーだってよー…ま、んーたしかにな…」
あーだこーだぐるぐる考えていると、ぽんっと肩に手を置かれて、またぴゃっと声を出してしまった。もう、なんなの!っと思ったけど、坂浦先輩んー、とガシガシ頭をかきながら、
「ま、そんなかんじでいんじゃね?ちんちくりんのお前には似合ってるし」
「ちんちくりんは余計!」
似合ってるって…なんなの!てか、万年同じ髪型の坂浦先輩に言われたくはないわ!やっぱむかつく!!




