GWの過ごし方編
「そう言えば神様、私気づいちゃったんですけど。」
「ん?」
「ゴールデンウィーク中は、部活動はどうしましょう?」
「休みの日まで、学校の事か……」
「すみません……でも、ふと気になってしまったので!」
「いや、こちらこそ、気持ちを損なってすまない。よほど部活が楽しいんだね。」
「と、言いますか、私バイトのシフトがありますし……早めに知っておきたいんですよね。」
「あぁ、なるほど。でも、それほど気にすることはないよ。」
「どうしてですか?」
「なにしろ、我が文芸部は『自由活動』が常だからね。好きな時に出入りしてオッケーなのさ。」
「じゃあ、寝泊まりとか……」
「もちろん、常識の範囲内での使用が前提だよ。」
「で、ですよねぇ……」
「とはいえ、文化祭数週間前とかは、文集を出す為に何日か寝泊まりすることもあるけどね。」
「じゃ、その時は……」
「いや、今年こそはそんな事をせずとも、文集が出すよう、計画的に進めるからな。」
「えー」
「ま、連休中に来るなら、鍵を借りるところが事務室に変わる以外、いつも通りだからね。」
「了解しました!ちなみに神様。」
「何だい?」
「神様はゴールデンウィーク中は、どのくらいの頻度で来る予定なんですか?」
「まぁ、ほぼ毎日来る予定かな。」
「やっぱり文集制作ですか?」
「それもあるけど、一番はアレかな。」
「アレって?」
「アレさアレ。連休中特有の宿題の山を片付けるためさ。」
「神様……」
「お、おいおい、何だいその目は?」
今回の話とは関係ありませんが、タイトルを私史上最長のタイトルにしました。
そのうちに元に戻します。(味を占めたら、しばらくそのままにすると思いますが。)