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2月
まだまだ寒い日が続く2月、私はシアラ様とのお茶会に来ていた。
「……だからね、魔法というものは魔導士側の気持ちも関係するの」
「治癒魔法も治したいと強く思えば効果が強くなるのですか?」
「気持ちで変わるのは本当に僅かな効果よ。それでもそこのぎりぎりのところで生死が決まることもあるから。侮れないわ」
技術だけでなく想いも大切なのですね。
私はフルーツタルトをそっと口に運んだ。
「アリス、実はね……」
シアラ様がそう切り出された。
なんだか言うか言わまいか迷っているようだ。
「……婚約破棄の件ですか?」
シアラ様はえっと顔をあげられる。
「知っているの?」
「はい。情報が入ってきています」
セラフィーナ情報網からである。
「そんな、漏れているなんて……」
フィー、あなた本当に何者?
「……アリス」
「はい」
「大丈夫?」
……へ?
「あんなに王妃教育も頑張っていたのに、報われないなんて。ショックを受けているんじゃないかと心配だったのだけれど……」
「大丈夫ですよ。シアラ様」
私は今、とってもワクワクしているんですもの。
本日、もう一度更新する予定です。
(今回は短くて申し訳ありません)




