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続き
自分の言った言葉に気づき山田くんの顔はみるみる青ざめていきます。
「……今 僕なんて言いました……?」
冷たい(多分)汗をダラダラかきながら山田くんは尋ねました
あれ、覚えてない?まあ頭が真っ白になったらついさっき言った言葉も忘れてしまうものですしね。ここははっきり言ってあげるのが親切というもの。私は神妙な顔で下を向きながら申し訳なさそうに言いました。
「子供作りましょう。とばっちり」
「……あ、ああァ……ギュルル!!!」
……え?なに今の。
なんだかとても嫌な音が、しま。した……
「うっ……うぁ…………」
山田くんは口をパクパクさせながら 何やらお腹を押さえてました。