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『束縛勇者 〜死んでも逃げられない彼女の執着〜』  作者: 3eki.


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2/2

第1話

 目を開けた瞬間、眩しい光が目を刺した。

 身体を起こすと、視界は白く柔らかな光に包まれ、ふわりと宙に浮かぶ感覚。

 ……ここ、どこだ?


 目の前には、天使のように柔らかい光をまとった女神が微笑んでいる。

 厳しい威圧感はなく、どこか世話好きなお姉さん感がある。


「やあ、縁守結人くん。びっくりした?」

 女神はくすりと笑う。

「急に呼び出してごめんね。でも君には、この世界で勇者として頑張ってもらわないといけないんだ」


「は、はぁ……え、俺、勇者……ですか?」

 混乱のあまり言葉が追いつかない。

 頭の中では、まだ依夢の瞳がチラつく。


「そう、勇者だよ」

 女神は頷きながら、優しく手を差し出す。

 空中に魔法陣が浮かび、文字が流れるように現れた。


名前:縁守結人

職業:勇者

ステータス:力・魔力・敏捷・耐久……


「そして君にはこの世界を救って貰うための、女神の加護も授けよう」


 ふわりと光が手のひらから溢れ、結人の身体を包み込む。


 空中に文字が浮かぶ。


加護:女神の創造域

効果:自分だけの空間を作り出し、その内部では創造力次第であらゆる物・事象・生物を生み出すことができる。


「……はぁ?」

 結人は目を大きく見開き、文字を何度も見返す。

「ちょ、ちょっと待って……自分だけの空間? 何でも生み出せるって……これ、俺、本当に扱えるのか……?」


「ふふ、びっくりした?」

 女神は優しく笑う。

「でも君ならきっと――」


 その瞬間、文字がバチバチッと赤い光を放ち、加護の文字が揺れ動いた。


呪縛:依存の目

効果:依存対象の存在を距離を問わず感知。


呪縛:束縛の手

効果:対象を距離、時間、次元を問わず感知・干渉可能


呪縛:終焉の抱擁

効果:対象に触れずとも、存在そのものを“闇”に落とす。感情、能力、運命すら干渉可能。対象が生きている限り、干渉効果は永続。


「うわっ!?」

 結人は思わず後ろに飛びのく。

 胸の奥で、見えない糸が絡みつくような感覚が走る――逃げたいのに逃げられない。


「えええっ!? な、なにこれ!? 加護じゃないだろこれ!」

 女神も目を大きく見開き、手をばたつかせる。


「……まさか、これ……」

 女神は小さく息を飲む。

「君を現世で刺した……彼女が、加護に干渉して……?」

「でも、普通ならこんなことは……絶対に起こらないんだけどね」

 女神は目を丸くし、驚きと戸惑いが入り混じった表情で光を押さえながら続けた。

「まさか私の加護が消されるなんて…それだけ彼女が異常だってことかな。」


「ちょ、女神さーん! 俺、どうすればいいんですか!?」

 結人は叫びながら文字を見つめる。

 胸の奥で絡む糸の感覚は、明らかに依夢の存在と連動していた。




名前:縁守結人

職業:勇者

レベル:1

HP:96 / MP:41

力:20

魔力:13

敏捷:5

耐久:8

特殊能力:

・呪縛:依存の目

・呪縛:束縛の手

・呪縛:終焉の抱擁

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