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擬死態  作者: 面映唯
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「きゅう、しんじゃった」


 そうか、俺は死んだのか。でも自我がある。これは擬死の極地じゃないのか? 長いこと擬死なんてしてないから忘れちまったよ。


「きゅう、いきながらしぬってどういういみかしってる?」


 それはどういう意味だ――植物状態とかか? それとも生き地獄みたいな?


「きゅう、まるこげだ」


 それはな、まるこげに擬態してるんだよ。これは俺の技なんだ。


「きゅう、しぬということがどういうことかおしえてあげてる」


 ああ、俺、死んだのか。



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