森の中 6
古代竜であるエルさんがいなくなったので、まるで爆心地のようになってしまった場所から移動することにした
周りをみると真っ暗で月明かりのみしか光源がない
とりあえずわかった事は
・魔法(雷術)を使えるようになったこと
・自分はスライムであり、飲食が不必要であること。
・レベルがあり自分は低くすぐ死んでしまうということ
・強くなる為にはモンスターや魔物を倒し経験値を稼ぐかモンスターや魔物の死肉を喰らう事…らしい
ふむ。喰らうっていうのは食べるという事だよな、
お腹痛くならなければいいけど
まあ考えてみれば日本にいた時の食事もほとんどは言ってしまえば死肉食べてたわけだし、腐ってなければ大丈夫かな
よし。まず魔法を使ってみよう
周りを見てもモンスターや魔物の気配がない
おそらくエルさんを感じで逃げ出したのだろう
『いけ!雷術!』
そう念話を使う時のように言ってみた
するとちょっと離れたところにある大きな木に自分の体から青白い雷が飛び出していって
バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドーーー!!!!!!
「ぎゃー!!なんだこれ!!
本物の雷やんけ!!」
大木は爆発しへし折れ所々で火があがっている
幸い周りには燃え移りそうな木はないようで山火事にはならなさそうだが風が吹かないことを願おう。そして
よし逃げよう
俺は燃え移りがないのを確認してなからそっとその場から逃げ出した
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
朝になり森の中は明るくなり森が活動し始めるのを感じる。幸いこの体はちっちゃいので岩の隙間や根っこの隙間のどこででも隠れれるし休める
あの後30分ほど飛び歩き?適当な高さの岩の隙間で眠りについた。思ったよりすぐ寝れて5時間位の睡眠だったと思うが体はとても軽く昨日の疲れを残していない感じだった
よし。今日も適当な場所で魔法の練習とランニングと筋トレと初めての食事をしてみよう。
実は考えていた
初めにいた場所で気になるキノコがあった
あれは精霊眼が見せる魔素の色
キラキラしたキノコ!気になります!食べてみよう!
そう思い今日は昨日の来た道を戻ってみることにした
昨日は体?の動かし方もよくわからなかったが慣れたせいか昨日より早く体を動かせている
昨日はズーリズーリという感じだったが今日はズリズリズリズリという感じだ
昨日の場所に向かっている時に飛び歩きながら魔法を使ってみる。燃えないように主に岩に向かって打つのだが、加減して打ってみるとめっちゃ細く見えるか見えないかぐらいの雷が出せる事がわかった
これを(雷術・ライ)と名付け威力によって(ライ)がめっちゃ細くて(ライトニング)が強めの雷が本気のあの体全体から雷がでるやつの名前にした
しばらくすると同じように見えるが見た事あるような崖が見えてきた
(あそこ登った事あるような〜ないような〜)
などと考えていたら近くから
カサカサカサカサ
ビクッ!なんだ!
近くの木に身を隠す
カサカサカサ
シャー!
『へ、ヘビだぁーしかも昨日と同じ尻尾も顔あるヤツやー』
シャーっとこちらではなく茂みの方を見て威嚇している
何かいるのか?
木から身を出しヘビの奥を見てみると
『ウサギだあ、けっこうでっかい系のウサギがいた』
「なるほど。あのヘビはウサギ狙いなんだな」
よし!今ならこっち見てないし魔法を使ってヘビを倒してみよう!
「ふぅー 」隙を伺う(息は出来ていない)
シャー!!ヘビは威嚇をしていてこっちを見ていない
ウサギはヘビを見て後ろ足をダンダンしているが土の上のためタソタソとしか聞こえない
ヘビが飛びかかろうとして胴体の筋肉がこわばる
「ここだ!〈ライ!〉」
目に見えるかどうかの細い雷がヘビを襲う
約10メートルくらい離れているから不安だったが一発で当てる事が出来た
ギャッジャー!!
ブスブスと焦げた匂いを放ちヘビは絶命しているようだ
死体であるヘビに寄り石を投げたり上に乗ったりしてみたが一切動かない
よし。倒せたみたいだな
ウサギは逃げたようだ
さ、このヘビどうしようか
かなり抵抗があるが食べてみるか
う〜ん ヘビの雷焼きって聞いたことないしな〜
まっ、食べてみてダメそうなら吐き出せばいいし
んじゃいっただっきまーす
顔は怖いから胴体からかじってみた、(あっオレ歯がないわ)
かじれないので大きく口?を開けてカプカプしてみる。甘噛みしているみたいだ
口の中に入ったらヘビがキラキラと音を立て体内に吸収されていく
なるほどこれは食べるというより吸収に近いかも
1分ほどで全て吸収し、ちょっとすると体が熱くなる
「おおー」少し力が増した感覚がある
すごい!吸収も魔法も!これは生きていくのに大切な事だ!でも油断すると自分がこうなる
吸収されたら治療も出来ないだろうし、この世界は油断出来ないな!!
ヘビを倒し目的のキノコへ向かう
途中ウサギがいた
大きいのと小さいのが見えた
小さいのはめっちゃ可愛い
座ってこっちを見ているが動こうとしない
『撫でたい、めっちゃナデナデしたい』
近くに行ってもウサギは動かない
そっと手を伸ばs!!手がない!!
仕方ない!ピョンと飛びウサギの上に乗ろうとしたら大きいウサギが狙いすましたかのようにドロップバックキック!!
「ぐはぁ!」
ピューンとオレが飛んでいきウサギは「ふん!」と言っているような顔をしている
「お、覚えとけよー」
オレは50メートル位飛ばされたのだった
ウサギは可愛い!ナデナデしたいですね