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チョコラの町

元の場所に戻ってからは大変だった。

ナチュル達はあのムカつく冒険者は何処に行った?とか一緒にいるシャオミーは誰だ?とかその白い狼はどうしたやら説明に1時間以上は費やし、俺たちは全員で洞窟を出た。


そしてみんなでドリントルの屋敷に戻ると、今度はクリスとフレイが戻ってきていた。



そこでも3日間も家を空けて何をしていた、そのシャオミーは誰だ?そのモフモフは一体何だと質問責めに合い、とてもとても疲れた1日となった。





『ごめんなユウ、みんなに迷惑を掛けたみたいで』

と白狼が言ってきたので、その白狼をナデナデしながら



『何度もこういう事があれば大変ですが、もう終わった事です。これからは仲間として一緒に頑張って行きましょう』




『ああ、そうだな』





『全く、心配させないでよね』




『ナチュルもゴメンね』

と言ってナチュルもナデナデする




『しかしユウは不思議だな、精霊と心が通じ合ってるなんて聞いた事がない』



『ふふん、ユウは特別なのよワンちゃんもその内分かるわよ』




その日はそのままナチュルと寝て、白狼はシャオミーと一緒に寝てもらった。




次の日みんなで寛いでいるとメイド長から代官がやって来たと連絡が入る。

俺は代官を出迎えるために門の外に出迎える、クリスとフレイと何故かシャオミーが付いてきた。




少しすると若い男とそれに付き添うメイドの姿が見えた。

するとその若い男が俺の元に走ってきて声を掛けてくる。




「初めまして、ユウ子爵で間違い無いですか?」



「はい、初めまして。あなたがこの町で代官をしてくれる人ですか?」





「はい、私はバルテン王国第二王子であるアルト・バルテンと申します。父上よりユウ殿の事は聞き及んでおります。若輩者ではありますが、この町を良くしていくためにも頑張って行きたいと思いますのでよろしくお願いします。」




「お、王子?第二王子様がこの町の代官代理をされるのですか?」




「はい。兄が今第二首都の代官を勤め早5年が経ちます。私もずっと代官代理として働いていましたが、この町の話を聞いてユウ殿の元で働き学び、この国を支えていける人物になりたいと思いました。」




「え??私は教える事などありませんよ」




「はい!それは分かっております。

何か起きた時の対応の仕方や、これから起こるであろう危機に立ち向かう勇気と言いますか、とにかくユウ殿を見て学べとの指示でしたので、町の統治は任されますので、どうぞよろしくお願いします。」




『随分と腰の低い王族ね』





『そのようですね』




するとクリスが前に出てきて

「兄さん よろしく」




「クリスも随分と逞しくなったね、もう右大臣も居なくなったし良かった。」




「アルト殿下はクリスが誰かに狙われていた事を知っていたのですか」




「それは我が妹の事だ誰よりも心配していた、けれどクリスと同じように私も狙われていた、昔からクリスとだけは気が合ってね、本来なら助け合いたかったのだが」




「右大臣が 邪魔 した」




「なるほど」




「今は王の横には信頼できるジムが居る。

だから僕は安心して父の元を離れて学べるって訳さ」




「そうですか、とりあえず私は貴族らしい事も領主としても出来る事はありませんが、これからよろしくお願いします。」





そして俺の家とは別の所に住むアルトさんは通いでウチに来る事になった。

連れて来たメイドは5人。

みな優秀なメイド達で、スカイサー達は学べる事が多そうだ。







☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆






それから1週間何も問題も起こらず過ごしていた。

エルさんが少し前に魔王をボコボコにしたので悪魔達もしばらくは動けないだろうとの事なので安心だ。




ドリントルは冒険者も増えモンスターも今のところ落ち着いている。

領主が変わった事による騒ぎも起こっていないし問題はなさそうに感じた。




そうドリントルは問題は無かったのだが、隣町も俺の管轄であり、そこには行ったことがないので知らなかったが、問題はそこで起きていた。





「ユウさんはドリントルの北にあるチョコラという町には行ったことがありますか?」




「いえ、無いですね」




「どうやらそのチョコラの町で少し問題が起こっているようです。」





「それはどのような?」




「フレイさんには申し訳ないですが、獣人や亜人生種の人体売買です」




「それは一刻も早く辞めさせないと」




「それを行っているのは王国の貴族が関わっているようなのです」




「…関係ないですね、貴族とか王族とか。

やってはいけない事をする者には平等に裁きます。特に私の領地で行っていると分かれば私が直接行きましょう」




「そう言って貰えると思っていました。既にその者の情報と場所は特定してあります。

一緒に話をしに行きましょう」




「皆さんはどうしますか?」


と俺はみんなに聞くと




「戦いにならないなら必要ないな、俺はパスだな」


「フッォフッォ、儂もパスじゃの」



「隣なら飛ぶ必要もなさそうだし、任せるわ」



「私も別にいいかな」



とドラゴンはみんな行かないと言う




「兄さん 行く 私 待つ」




「私は行くわ!だって獣人がいるんでしょ?守ってあげなきゃ!」

とフレイは参戦




「ふむ、我も暇だし付いて行こう」


とエルさんも来るみたいだ




「私も見に行きたい」


とシャオミーは来るそうで




「じゃ、ついてこ」


と白狼も来るようだ




「自分はまだまだ修行の身っすから修行して師匠を待ってるっす!」



とジノンは待っているようだ








ナチュルはポッケから顔も出さないので連れて行くとして、一緒に隣町に行くメンバーは


アルト殿下、フレイ、エルさん、シャオミー、白狼、そして俺+ナチュルの5人+2匹で隣町のチョコラに向かう事にした。

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