光源氏誕生前~5歳:桐壷の帖[だから、君を…愛す。]
千年の年月を隔てても
少しも変わらん女心。
いとしい方を恋い慕い
わたしだけを見つめて欲しい
それが、叶わぬことならば
せめて誰の手も届かぬようにと
思ひを馳はせる、、、
嗚呼、それなのに、何故に、
わたしじゃなくて、
あんな身分の下の女と、
(=ω=.)嗚呼、、、悔しい
妬ましい、羨ましい………www
そんなこんながてんこ盛りの
ほんに姦しぃて情けない
___おはなしです。
「ねぇ、ねぇあの方やない?」
「えぇ、新しくいらした更衣?」
「そうそう、あの方、あの方 碌な
後ろ盾もない癖に、入内などと、」
「生意気な、」
「ほんに、ほんに、、生意気な、」
「身の程知らずも甚しい。」
「そういえば、持って来はったお道具も
質素でらっしゃったわ。」
「………クスクス♪」
「ほんまに、恥ずかしいは無いのかしら?」
「ほんまに、ほんまにねぇ」
「クスクス、クスクス♪」
宮中に上がる前の日は
もう春やと云うのに
思わぬ深い雪になり、
一足早く咲いた雪桜をうっとり眺めて
おりましたところに
不意に現れた
桜の精霊のような素敵な公達が、
まさか、まさか、桐壷院様やなんて
そんな、恐れ多い事とは露しらず
慣れない宮中暮らしを
必死に過ごしておりました。
なかなか皆様の
お気に召すように仕事ができなくて
口さがないことを言われるのも
わが身の上の儚さからなんやから
仕方がないことを
侍従は
「姫さまやて、ご両親がご健在なら
陰口なぞ、、、」と、申します、
多くを望まぬ方が幸せと
諦めてもいましたし、
「ええのよ、わたくしは大丈夫。」と
皆を宥めてもいましたが、
辛い気持ちに蓋が欲しい時も、
ありますね。。。
(ρ_;)・・・・ぐすん。
(`・ω´・)+
どうしたんだい?
なにを泣いていたんだい?
言って御覧、
(つω`*)いえ、目にゴミが、、、
入っただけよ、主上♡
( ̄~ ̄;) むむむ、
なんて健気なんだ、
あんなに顔色も悪いのに
わたしに心配かけまいと、、、
儚く消えて仕舞いそうで
こんなにも愛おしい方がいるだろうか?
(`・ω´・)+ いいか、
今後、今から、桐壷を苛める者は
わたしに刃向っていると思うことにする。
皆、反逆罪で島送りだ!
わかったか!
(つω`*)主上、、、
ホラホラネヨウ、ネヨウ
||´0`)=O(*´▽`)/イヤン♪
(*´∀`*)(笑)
朝美解説~♪
この時代、後ろ盾なる方や
親の身分が、そのまんま
宮中に上がった時の地位になる
という、
親の七光りの全盛時代で、
光の君のお母様やて
ご両親がご健勝であれば、
お父上は大納言
お母上はご皇家のお家柄で、
人様に後ろ指、
刺されることなど無い、
雅な御血筋で、
誠に、残念なことで
御座いました。
(*´д`*)くだらんな~♪
親、関係ないやんな~
好きな人と愛しあいたい♪
(*´∀`*) みんな、
帝の寵愛を受けるんは自分やと
思ってたんに、
自分より身分が低い
桐壷が、帝の寵愛を受けることが
気にいらんで、
なにかにつけて、
意地悪されて、、、
羞じかかされて、
酷い目にあってたんやね~
でも、帝から見れば、
意地悪されればされるほど
同情が、
愛に変わるの♡
(*´д`*)なるほどね~
だから、
よけい意地悪されるんやわ~
(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) 原文にも
『いよいよ あかずあはれなるものに思ほして、
人のそしりをもえ憚らせ給はず、
世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。』
と、ありますが
周りが騒げば騒ぐほど
庇い寵愛するようになる帝を
上達部や殿上人たちも
感心しないことだって、
”楊貴妃の例も引き出でつべくなりゆくに”
唐(中国)でも、
(帝が女性を寵愛しすぎたこと)が原因で、
世の中が乱れて具合が悪いことになった
と 批判して、
益々、帝の気持ちに拍車が
かかるのでごじゃりますな、、、
(*´д`*)反対されればされるほど
熱ぅ~燃える、ワカル、
どんなに君を愛してるか
わたしを、
こんな気持ちにした責任を
一生かけてとっておくれ、
……チュ……ッ……
わたしのために
………生きると、言っておくれ。
きみが………欲しいんだ
……チュ……ッ……
主上………わたくしこそ………
お傍に………。
………チュ………ッ♪
顔文字なしの真面目な”源氏物語”は、プロにお任せして
とりあえず朝子的解釈”平安絵巻恋物語”を書いて行こうかな?
(*´д`*)書けんのやないの?
マジメなの、、、
(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) そんなこと、あらしゃらへん。
(*´∀`*) 朝美と、(*´д`*)夜子と(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) 末ちゃんと
軽快面白可笑しくガンバリマス!
次回は、光君がでるからね~
お楽しみにー'`ィ(´∀`∩