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2撃目 異世界転生と女神(自称)メル

「うっ……ん?ここは……何だ?すげー真っ白な空間だな……精神と○の部屋みたいだな」


陽希は目を覚ますと四方八方真っ白な空間にいた。


「つーか人は……ん?一人いるな……女の子か?」


陽希の後方に謎の少女が一人佇んでいた。


「オーイあんた誰だ~?」


「こんにちは風間さん。私は女神のメルと申します。以後お見知りおきを。」


「はっ?」


(いやいや、待て。何であの子は俺の名字を知ってる?というか女神?はあ?あの子相当イタイ子なのかオイ…いやでもこんな白い空間にあんな小さな体でどうやって運んだんだ?もしかして本当に…)


「私を女神だと信じていないようですね?まあムリもありませんか」


(え?あいつ心の中読んでるのか?)


「読んでも読まなくてもわかりますよ♪」


(読んでるじゃん……マジで女神なのか……?)


「まだ半信半疑見たいですね~」


「そういえばなんで俺こんなところにいんの?」


「あれ?覚えてませんか?あなたが死んだの。」


「えっ?俺…死んだの…?」


「はい。階段で足を滑らせて死ぬというなんとも言えないベタなんとも死に方で」


「あぁ…そういえば少し急ぎ気味で階段降りようとしたらめっちゃ滑って…」


「うわぁ……ダサい死に方したなぁ俺……」


「そうですね……あんなダサい死に方私も嫌ですね」


「遠回しに傷つけに来てない?」


「まぁいいや……で、どうやってここまで運ばれたんだ?俺は」


「あぁ、それは私がゲートという魔法を使ってここに送りました」


「ゲートってなに?」


「上級時空魔法の一種ですよ」


(なんかどんどん女神染みていくなぁ……)


「私が女神だということを信じ込み始めましたね~」


(また心読まれてる……)


「魔法って何属性とかあんの?」


「はい、もちろんですまあそれは後で説明します」


「え?何で?」


「ぶっちゃけのところ時間押してるんですよね~」


「は?何の時間だよ?」


「えっと~異世界への転生です!」


「い、異世界!?」


「はい。セラスタと呼ばれる世界に行って魔王グレイアを倒してきてください」


「ちょっと待て!いきなり話飛びすぎだろ!?」


「だから時間がないっていってるじゃないですか~」


「時間ある間に言えよ!」


「さっきまで忘れてました♪」


「初対面だけどこの女神うぜえええ!」


「あ、時間が来ました。転送したあとテレパシーが使えるんで転送したあと説明しますね」


「あ、ああ……」


(なんかもう承諾するしか無くね?)


「あ、そうだ忘れてました」


「何をだ?」


「まだ力与えてませんでした!」


「力?」


「はい、魔力とかそんな感じのです」


「……マジで?」


「はい。ではぱぱっと終わらせますね。」


「お、おう」


(異世界転生か…ゲームやアニメでしか見たことがないが…まさか自分もこうなるとは…いまだに夢とも感じる……夢オチとかだったら泣くわ…)


「はい!完了しました!では転送します!」


「おう、頼む!」


「開け!ゲート!」


メルはそう唱えると真っ黒な空間の裂け目のようなものを作り出した。


「さあ、この中へ。急いで」


「ああ」


こうして風間陽希の旅が始まる。





なんか急に長くなったような(笑)

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