物語、終わり良ければ全て良し。
四人の連携は、完璧なものだった。勝負がついたのは、まさに一瞬の出来事であった。
室内にこもっていた煙と異様な臭いが、爆風に散らされ、炎で燃え尽きたかのように、消えた。異様な紋章が刻まれた壁も、魔族の消滅によってその力の拠り所を失い、消えているのだろう。消えなかったとしても、壁は黒く焦げているため、確認はできなかったのだが。
室内は、見るも無残な状態だった。とくに、魔族がいたあたりには大きな傷跡が残っている。最後の衝撃の凄まじさを物語っているようだ。
魔族の姿はすでにない。力を失い、この世界に存在するための鎖が断たれたのだ。魔族は、実体を失って自らの世界に戻ったのか、実体ごと完全に無となったのか、それを確認する術は、彼らにはなかった。
爆風に煽られて吹っ飛んだらしい壺や置物の破片が、床一面に散乱している。
「た……倒した……」
「ああ」
まだ剣を手に握ったまま、呆然と立ち尽くしいる。クリスは、肩で荒く息をつきながら、これまでの短い時間の中に起こった出来事を振り返っているかのようである。
彼が手にしている武器に宿った炎の力は、今やその痕跡すら残さずに消えている。
「気をつけて、何か来るわよ」
唐突に、緊張を声に込め言ったのは、ライアである。最後に生じた爆風と爆炎が鎮まり、緊張の糸が緩み始めた直後であった。その糸を繋ぎとめるように、彼らの瞳にはまた緊張の色が現れる。
ライアは、部屋の外側に視線を送り、気にしているようだ。まだ何かいるのだろうか。辺りに危険な気配は感じられなかったが、ライアが言っているのである。用心に越したことはないだろう。ヘイズはもう一度、剣を持つ手に力を込める。炎の力は消えているが、まあ、大丈夫であろう。
「あっ、あの兵士たちに憑依してた『何か』が、こっちに集まってきてるんだ」
ライアが見つめる方向を同じように見つめていたテフラが、不意に耳と尻尾とをぱたつかせながら言う。
「なるほど……召喚者が消えたから、戻るのね?」
「多分」
一応身構え、部屋の入り口に意識を集中する。
「な、なにが憑依していたのでしょう……?」
緊張を隠せない様子で、誰にともなくクリスが問う。無論今の段階では誰も答えられない。
やがて、『それ』が姿を現した。
「ああっ、闇の精霊さんたちだ!」
「精霊?」
「うん。闇の属性だけど、別に危険はないよ」
闇の精霊と呼ばれた『それ』は、列を成してこの部屋に入ってきた。ライアには見えているのだろう。それを目で追っていく。ヘイズも、何となく見えているようだ。
テフラよりも一回りほど大きい彼らは、ほとんどが黒で埋め尽くされていた。黒というよりは、闇に近いのだろう。輪郭があまりはっきりしていない。闇色の肌が、周囲の景色を映しこんで、不思議な雰囲気を放っている。彼らは、見送るヘイズたちには目もくれず、室内の、おそらく召喚用の魔法陣があったのであろう場所に、次々と消えていった。
「僕ちょっと聞いてくる」
突然思い出したように言うと、姿を消してしまった。自分の仲間のことを聞けるかもしれないと思ったのだろう。精霊同士がどこかで出会っているという可能性も十分にあるのだ。
「あの……」
「ん?」
クリスのおずおずとした声に、やる気のないヘイズの声が答える。
「テフラは……?」
どうやらクリスには見えないらしい。状況も理解できないのか、何を聞いていいのかわからない、といった様子であったが、とりあえずそれだけを聞いてみる。
さっきまで見えていたテフラが突然姿を消したのだ。何もないところから現れているところを目の当たりにしているのだから、それだけではそんなに驚きはしないだろう。だがそうなる前に、部屋の外に何かがいるとか、それをライアが目で追っているとか、クリスには理解できない次元での会話があった。頭の中が混乱しているときに理解できないことが起こり、少々ずれた質問をしてしまったのだろう。
ヘイズは、『見る』能力のある右目の光を失ってはいるが、精霊であるテフラとともに旅をすることで、その力が失った右目以外にも宿っている。だから、その気配を感じることくらいはできる。ライアはドラゴン種族であるから、当然と言うかなんと言うか……見えるのである。しかし、クリスは普通の人間である。テフラと関わったといっても、ヘイズに比べると非常に短い。この程度では、能力が芽生えることはない。何がなんだかわからないといった様子である。当然であるが、ここで説明しても余計に混乱を招くだろう。
「ま、気にすんな」
気軽にヘイズが言う。
「そうですね……」
こちらもあっさりとしている。先ほどの戦闘に疲れたのだろう。それで会話は途切れ、聞こえてくるのは、ささやくようなテフラたちの声だけ。しばらくすると、それも聞こえなくなり、テフラが姿を現して戻ってきた。
「だめだったみたいだな……」
しょんぼりとしているテフラを見て、静かに声をかける。
「うん……、あの人たちの領域には踏み込んでないみたいなんだけど……」
消え入ってしまいそうな声で、悲しげに報告する。
「それだけ分かれりゃいいじゃねーか」
気軽さを装って、ヘイズが言う。剣を背中の鞘に収め、すでに部屋を出ようと歩き出している。
「あの」
クリスが引き止める。
「ん? どした?」
「僕はこのままここに残ります。いろいろと、やらなきゃいけないみたいですから……」
クリスも剣を収め、唐突にヘイズたちにそう告げた。
「そっか」
理由は聞かなかった。ちらりとクリスに視線を送り、短く答える。このままヘイズたちとともに、街の宿屋に向かうような気がしていたが、一方でこのままこの城にとどまるような予感もあった。
クリスは誰よりも城のことを思っている、そう思う。だから、この城をこのままにはしておけない、そう考えるだろうと思っていた。無理に宿に連れて行く必要はないのだ。
「憑依してたのが精霊なら、後遺症とかも残らないから、あんまり心配しなくていいからね」
まだ少し諦めがつかないようであるが、つとめて明るくテフラが言う。
クリスが一緒に宿に戻らないつもりなのを聞いて、少しばかり動揺したが、ヘイズがそうしないのだから、それでいいのだ。
「何か、手伝うことあるか?」
少し言いづらそうに、テフラとの会話の中に参加する。なぜかクリスから視線を逸らしているようである。
「……もう十分ですよ。……少し落ち着いたら、宿に連絡を入れますね」
人好きのする穏やかな笑顔で、ゆっくりと話す。彼らとの別れを切り出したのは、クリスの方。自分にけじめをつけるように、言葉を噛みしめる。
「そっか、それじゃ」
短く別れを告げる。
「頑張るのよ、クリス」
名残惜しそうに、ライア。彼女もまた、この戦いの中で、彼と共通する部分を見つけた。人間とドラゴン、そして精霊。異なる種族が共通の敵に向かっていく。不思議な達成感が、彼女の中に生まれていた。
「本当に……ありがとうございました」
「ん」
深々と頭を下げるクリスに、歩き出しながら片手を振って応える。
「……ヘイズ」
「ん?」
初めてクリスに名前を呼ばれたような気がした。答えて振り返ってから、それに気づく。クリスの口から出た自分の名前には、不思議な響きがあった。初めて耳にした言葉のような、何となく、自分の名前ではないような、そんな感じ。
「いつか、僕にも剣と武術、教えてくれよ」
「……気が向いたらな」
一瞬の戸惑いの後、照れたような顔で、素っ気なく答える。お互いに微笑んで、そのまま、ヘイズは振り返ることなく、城を後にした。
魔族との戦いの前に、ライアのブレス攻撃で眠らされていた兵士たちは、まだ目覚めてはいなかった。彼らをよけつつ、もと来た道をたどる。正面玄関に出たとしても、橋が壊れているのでそこからでは城を出ることができない。
彼らは、入ってきたテラスの窓に来ると、そのままそこから飛び降りた。といっても、テフラの術を借りて、だが。上るのとは違い、降りる方がはるかに楽である。疲労はあったが、落下速度を緩めることくらいは、二人の力を合わせれば簡単であった。今度はライアも加わり、難なく着地する。
やがて、賑やかな街並みが見えてくる。
何だか妙にしっくりきていたクリスの最後の言葉は、いつまでもヘイズの耳に残っていた。それは、次期領主という肩書きのある青年ではなく、どこにでもいる、普通の青年の言葉であった。
(いつか、な……)
宿への道をたどる彼らの上に、青い空がどこまでも続いている。城に向かっていた時より力を増した陽の光が、街中にあふれている。来たときと変わらず、穏やかな街だ。昨夜の雲はどこに行ったのだろう……。そんなとりとめのないことを考えながら、平和な街を歩いていく。
『ねえヘイズ』
「ん?」
『最初あの人のこと嫌ってたのに、どうしちゃったのさ?』
大きな通りを宿に向かって歩きながら(テフラは姿を消して飛びながら)、からかうようにテフラが言う。それを聞いたライアが不思議そうな顔をしているが、それは気にしないことにしておく。
「何がだよ?」
頭の後ろで手を組んで、聞き返す。
『いつの間にか友好的だったじゃない。『手伝うこと、あるか?』なんてさ』
ヘイズの声真似をしながら言う。ヘイズが答えずにいると、少し距離をとったライアたちの会話が耳に入ってきた。
ヘイズがクリスとぶつかったときの様子から現在に至るまで、クリスに対するヘイズの態度の変貌ぶりを、あることないこと付け加えて説明している。面白そうに姿の見えないテフラと会話するライア。ほぼ間違いなく、テフラの説明に自分なりの解釈をかなり加えて理解している。
「あらあ、男の友情ってやつかしら?」
テフラから話を聞いたライアが、ヘイズの横に追いつき、からかうように聞いてくる。……どんな解釈をしたのか、手に取るようにわかる……。
「そんなんじゃねーよ……たださ」
『ただ?』
テフラとライアの声がハモる。
「結構身分が高そうだったから、恩を売っときゃ、報酬がもらえるかもしんねーからさ」
頭の後ろで組んだ腕で顔を隠すようにしながら、もごもごとヘイズが答える。
『まあったくもうっ、素直じゃないんだから、ヘイズってば』
ヘイズの頭の周りをくるくると回りつつ、顔を覗き込みながら、テフラ。
確かに、テフラの言うようにヘイズは素直ではない。腕を組んで歩いているのも、ヘイズが照れたときに見せる癖なのだ。
一つ一つのヘイズの仕草が、テフラにとってはいろいろな意味を持っている。テフラが安心してヘイズの傍にいられるのは、ヘイズがこういう態度を見せるからなのかもしれない。
「ところで、テフちゃん?」
『何?』
「テフちゃんの旅の目的って、ちゃんと聞いてなかったわよね」
しばらくテフラとともにヘイズをからかっていたライアが、思い出したように聞く。
『そういえばそうだね。あのね』
「どっかそこら辺で遊んでて、仲間とはぐれちゃってへろへろになってたんだよ。だから優しい俺が一緒に仲間を探してやってんだよな」
テフラの言葉を遮って、ほぼ一息でここまで言い切った。……これまでの反撃だろうか。手は頭の後ろで組んだまま、ニヤニヤしながらテフラの代わりに答えた。
『ち、違うもんっ! 仲間探しはそうだけど、はぐれたのはそうじゃないもんっ』
必死になって抗議している。すぐに声のトーンを落とすように注意されたが、平和な街並みはテフラの声には気づいていないようであった。
「あらあ、そうなの?」
天然なのかわざとなのか、判断のつかない口調で応じるライア。
『違うよう、仲間は探してるけど……っ』
「ふふっ、わかってるわよ。じゃあ、ヘイズはどうなのよ?」
ちゃんと理解してくれているのか、少しばかり心配なテフラをよそに、今度はヘイズに聞く。
「俺の右目を勝手に持ってった精霊を探してんだよ」
限りなく要点をついた説明である。自分の目的なんかを長々と語るのはあまり好きではない。
「何か捕まりそうなことやったんでしょ?」
『そっか、だから右目持ってかれちゃったんだね』
ライアの言葉にすばやく反応し、一緒になって納得している。自分に関してはもういいのだろうか。
「馬鹿っ、んなわけあるかよっ」
「だってヘイズだし」
『だし』
本来の会話からずれていく。とりとめのない会話を続けながら歩いていると、目の前に見たことのあるような後姿が見えてきた。あの中年警備兵である。
「よお、おっさん」
まるで旧知の仲のように声をかける。
「おお、あんたか」
この街に入った日に会っただけの青年をよく覚えていたものだ。まあ、出会いがあれだけインパクトのあるものなら、忘れるほうが難しいだろう。中年警備兵も気軽に答える。
「ドラゴンの噂、どうなったんだ?」
「ああ……この二、三日で聞かなくなったな」
『ドラゴン』の言葉に少し眉をしかめるようにしていたが、軽く溜め息をついて言う。
「誰かがドラゴンを退治したって話も聞いたよ。ま、噂なんてものは、はじめからなかったものだって思ってしまえばなんてことはないがな」
思わずライアに視線を送ってしまってから、ライアの機嫌を損ねてしまったらしいことに気がついた。
「ま、まあ、何はともあれ良かったよ」
これ以上この話を続けると、ライアが暴れだすような予感がしていた。とりあえず適当なことを言って、会話を終わらせる。
魔族との戦いが始まったころは、かなり動揺して自分を見失っていたようだが、それが終結したころからであろうか、ライアはすっかり自信を取り戻している。……やはり恐ろしい。ドラゴンが脅威の生物であるというイメージが、ヘイズの中でしっかりと生きている。
「あんたらも、気をつけてな」
「ああ、この街の平穏と発展を願って」
決まり文句のような別れを告げて、再び宿に向かって歩き出す。と、突然ライアがヘイズのマントを握って引っ張った。
「な、何だよ?」
振り返り、ライアの様子をうかがう。別に機嫌が悪いわけではないようだ。だが……。
「うわっ、ライアお前その尻尾!」
そう。ライアの腰のあたりから、にょろにょろと長い尻尾が生えていた。
「ちょっと疲れちゃって……このマント、貸して」
言って有無を言わさずマントをひったくる。お世辞にも似合うとは言えない。いや、似合うどころかかなり不自然ではあったが、どうやら今はそれを引っ込めることができないらしい。
何とかヘイズのマントで隠すことはできたが、一刻も早く人の目につかない場所に移動しなければならない。一行は、半ば逃げるようにして宿へとたどり着いた。
ふとここで、ヘイズは一つの疑問を抱いた。
前にライアが尻尾を出してしまったとき、そう、食堂で狼男とやり合ったときを思い出した。彼女は狼男に対する怒りで尻尾を出したのだ。その怒りの原因となった狼男たち、あれはどこに行ったのだろう。……ヘイズは、ライアの尻尾が出る原因ではなく、そのきっかけとなった狼男たちのことを気にしていた。
ヘイズたちがそれを知ることはなかったが、その狼男たちは現在、どこかの森の中で、彼らなりの生活を送っている。
突如として現れたあの魔族。その魔族に雇われ、街でクリスを見張っていた彼らは、これまで定期的にあった魔族からの連絡が途絶えたことに、何か異変を感じた。こちらからの連絡にも応答がない。雇い主の消息は不明。おまけに見張るべきクリスの姿が見えない。そこでどうしたか。何事もなかったように、彼らの住んでいた場所に帰ったのである。
雇い主である魔族からは、前金としていくらか受け取っている。だが、結局クリスを殺すこともできなかったし、見張りも十分であったとはいえない。つまり、契約を果たすことができなかったのだ。頑張って魔族と連絡をとり、それを追求されて契約金が受け取れなかったり、前金を返さなくてはならなくなったりしては、困る。
……逃げるが勝ち。
彼らは、そう判断したのだ。
(ま、どーでもいいか……)
ヘイズには、この疑問を追及するより、今はライアの尻尾をいかに隠して宿まで行くか、そちらの方が重要だったのである。
翌日の昼下がり。のんびりと街の観光などしながら道を行く男女の姿があった。そしてもう一人(と言おうか一匹と言おうか)、姿を消して二人とともに街を行く、小さな精霊。男は人間、女はドラゴンという奇妙な取り合わせの彼らは、何をするでもなく、露店が立ち並ぶ通りをゆっくりと歩いていた。
「火の精霊……か。このあたりで見かけたことはないわね……」
少し真剣な面持ちで、小さな精霊に答えている。
『そう……』
何もないはずの空間から、悲しそうな声が聞こえる。
「ま、そう気を落とすなよ。お前ら精霊って俺たちより寿命長いんだろ? そのうち見つかるよ」
巨大な剣を装備した青年が、気楽な声で励ますように言う。
『だから困るんじゃない! 早く見つけないと、ヘイズが先に死んじゃうじゃないっ』
「そんなに早くに俺を殺すな……」
大きな声で訴えてくるテフラを黙らせるように手を振って、ヘイズがやや半眼になってうめく。
「大丈夫よ、私もいるんだしね。それはそうと、火の属性ならやっぱり暖かい場所を好むのかしら?」
やけに自信たっぷりに、ライア。
『うん、暖かいところは好き。寒いのキライだもんね』
ずいぶんところころ態度が変わるものである。一言一言に感情をはっきりと表す、そんな無邪気さでテフラが答える。
「それじゃ、このまま北上かな……もう少し行けば砂漠だし。……暑いな……」
何となく街の外を見上げるようにしながら、ヘイズ。テフラとは逆に、暑さはどうやら苦手のようである。今からうんざりしているような顔だ。
気分を入れ替えるように軽く溜め息をつくと、ライアとテフラに向き直る。
「んじゃ、もう二、三日したら、出発するか」
人間の青年、ヘイズと火属性の精霊、テフラ。この奇妙な取り合わせは、ブラックドラゴン種族であるライアを仲間に加え、さらに奇妙なパーティとなった。そしてこれからも、彼らの旅は続くのである。
自分の目的を忘れるのではないかと思うほどテフラのことを思っているヘイズが、自分の目的を果たせるのはいつのことになるのであろう。
今日もまたどこかの街で、ライアの尻尾を気にしながら、テフラにからかわれながら旅をしている青年が、人知れず騒動に巻き込まれているのかもしれない。
その青年が、たとえ右の瞳の光を取り戻したとしても、その精霊が、たとえ仲間と会うことができたとしても、彼らの旅は続くのかもしれない。
彼らは、その旅の先に何を見つけ、何を得るのだろうか。今語ることができるのは、残念ながらここまでである。
これからの彼らの活躍を期待すると同時に、彼らの旅の無事を祈るとしよう。
《終》
ここまで読んで下さいましてありがとうございました。
クリスとは別れてしまいましたが、ライアが加わった三人の珍道中、思い出した頃にまた物語として紡いで行きたいと思っております。
あとがきに書くのも何なんですが……もし宜しければ感想などお寄せ下さい。あと、どこが良かったとか、悪かったとかの意見でも良いですし、ご要望なんかも頂ければ、今後作家志望者としてはとても勉強になります。宜しくお願いします。
重ねて、最後まで読んで頂きましたこと、お礼申し上げます。今後とも、芹沢一唯を宜しくお願いします(…………選挙みたいだな……)