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キロク  作者: ゆち
1/1

始まり

6月2日。その感情が生まれた日。

その日から生きるために必要な数字は全て0602に。

記憶に刻むように、自然とキーボードを叩いていた。


できない事が増えた。

徐々に傷が増えた。

笑うことが減った。


自分がどうなっているのかさえ、自覚のないまま。

ぼんやりとした世界で、ぼんやり生きて。



両親はそんな私を見て泣いていた。


いつからだろう、悲しい笑顔に変わった。

私の腕を見て、焼豚みたいだね、と笑った。


訳も分からず、ただ生きた。



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