新・私のエッセイ~ 第193弾 ~ 先輩方・・・『結婚』って、どんな感じなんですか?
・・・ぼくが、ここでしつこく、
「美絵子ちゃん、美絵子ちゃん」と、過去に仲良くしていた美少女にこだわっていることは、
先輩方はもとより、新規の読者様も、よくご存じでしょうね。
しかしながら・・・
美絵子ちゃんの『再来』のような存在だった「洋子ちゃん」については、
拙作『たからものⅡ』を、まだお読みいただいていない皆様にとりましては・・・おそらくご存じあるまい、と思います。
まぁ・・・
ぼく個人の、こんな「内輪話」なんて、おもしろくもなんともないでしょうが、
よかったら、しばしお付き合いくださいまし。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
・・・洋子ちゃんとの、あの『30年戦争』について、ここで詳しく述べることは、いまさらいたしませんが、
ぼくは、一時期、本気で彼女と結婚したいと思っていました。
でも、彼女はそうじゃなかった。
・・・それは、
ぼくに、いろいろな「問題」があったからなんです。
洋子ちゃんは、優しい女性でした。
30年もの長い年月の中で・・・
彼女は、「そのこと」を、ぼくに少しずつ教えてくれました。
「あなたには、無理よ。悪いことは言わないから、およしなさい。」とね。
仲良く雑談し、彼女の心のこもった『サービス』を受け、人生について真剣に語り合ううちに、
ぼくは、自分の「すべて」を洋子ちゃんにさらけだし、
勝負をかけました。
・・・ぼくの負けでした。
ぼくには、彼女を満足させるものが・・・なにもなかった。
それは・・・
皆さんのような一般男性にあって、ぼくには足りないものばかりだった。
語学力があるとか、
多少、ルックスがいいとか、
そういうことじゃないんですよ。
・・・決定的な「なにか」が足りなかった。
だから、女の子とは交際できなかったんです。
わからない。
・・・いまも、それが「なんなのか」がわからない。
女の子には優しいし、気遣いもできる。
でも・・・
「なにか」が足りないんだ。
なにげなく、
周りを見渡してみれば、このなろうサイトにも、
ご結婚されて、仲むつまじく夫婦生活をやっておられる先輩だって、たくさんいるじゃないか・・・。
先輩・・・
「結婚」って、どんな感じなんですか・・・?
ぼくは、美絵子ちゃんとの、
美しい過去の恋の世界で泳ぎまわって、いま、とっても幸せなんですけれども・・・
彼女ともし、結婚できていたら、
どんな感じだったのかなぁ・・・って。
洋子ちゃんと別れ、
美絵子ちゃんの消息をつかみ、
彼女に、あの『魔物事件』の謝罪ができ・・・
お互いの現状もわかった、いま、このとき、
ふと、
そんなことを考える夜が増えてきましたので・・・。
ぼくにとってそれは、いつまでたっても、
「永遠の謎」なのかもしれませんね・・・。
m(_ _)m