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はじめての森

なんとか宿題が片付きました。活動再開します。

よし。まずはバハムート君のところに行こう。特に理由はないけど。

 ナビゲーションさん、バハムートはどこにいるの?


 ・・神竜バハムートは、地球で言うエベレストのある場所に生息しています。地球と同じように、世界

   最大の山があり、その山頂に巣があります。山の名前はハーバルトームです。バハムートにちなんで

   つけられました。


 らしい。早速ハーバルトームに行ってみようとおもう。

 せっかくだし、浮遊していこう。


 【浮遊魔法】発動! お、おぉ、おぉぉぉぉぉぉぉ、何だこれ。いいね、たのしい。思ったより操作が難しい。余計なことを考えると変な方向にいっちゃう。


 試しにがんばって高度200mほどまで上がってみると、遠くに森が見える。魔の森と言うらしく、たくさんの魔物が生息している。地球でいう中国の南半分からインド北側はほぼ魔の森になっている。生息する魔物は人間を襲うこともあり、それらを討伐するのが冒険者の主な仕事だ。

 テンプレですね。はい。冒険者になるには、この辺もちゃんと勉強しないとね。



 30分くらい飛んでいると、ちょうど魔の森の上空に差し掛かった。浮遊魔法の扱いにも慣れてきた。が、そろそろ歩いて行こうと思う。森の中を歩きたくなってきた。こんなとこに来るのは初めてだから、どんな魔物がいるのかきになってしかたないのだ。

 魔の森には、様々な魔物がいる。中心に近づけばどんどん強くなっていく。今は全然序盤のほうだ。だから、虫のような普通の生き物もいる。ただ不思議なのが、魔の森に生息する生き物はすべて見た目が美しいのだ。

 例えばクワガタムシであればニジイロクワガタ的な感じで、虹色に光っている種がある。銀色の種も存在するらしい。

 植物も、一年中色とりどりの花を咲かせている。魔の森は、序盤は神秘的なオーラを放っている。中心に向かうにつれてどんどん薄れていくが。

 足がつかれてきた。4歳児の足なんてこんなもんなんだろうか。ここからは浮遊していこう。だんだん上手くなってきたので、秒速15mくらいで飛べるようになった。このまま頑張ろう。






 ついた。でかい山に。3時間位かかったが、最終的には時速500kmくらいにはなりましたね。成長したと思う。さて、山についたわけだが、寒い。ここはやるしかないな。



 【万物創造】発動! 【火の魔法】を作成!


 ということでできました。火魔法です。この魔法は特別で、属性魔法という部類になります。誰でも習得できるのですが、天職によって最初に扱える魔法のレベルが異なります。火の魔法であれば、魔法に全く関係ない転職であれば火を起こせる程度ですが、大賢者とか、そのへんの天職だと、軍隊を一瞬で焼き尽くせる程度には火を操れるようになります。私は神なので、火は自由自在です。この星ごと消せます。まあやらないけど。あ、そうだ。せっかくだし全属性創っちゃおう。


 【万物創造】発動!! 【全属性魔法】・【複合統一】作成!


 できました。全属性魔法です。最強ですね。はい。すべての属性魔法を操れるようになりました。いいですね、このチートっぷり。両親が見たらどんな反応をするんだろうか。ちなみに、私が賢者と呼ばれていた時代に習得した、最後の魔法だ。究極と言っていいだろう。そんな魔法を、こんなにもあっさりと。

 更に上を行くのが、【複合統一】だ。

この魔法は、属性魔法が2つ以上ないと意味ないが、かなり強い。名前から想像できる通り、相性のいい魔法を混ぜることができる。属性魔法が2つあるだけでは、混ぜることができない。

 例えば魔法で作った炎に嵐をつかうと、通常ならば火は消えもせず、強くもならない。嵐の風も温まることはない。しかし、【複合統一】を使えば、火の嵐を起こすことができる。はっきり言わずとも、チートだ。

 ただこれは、賢者クラスの天職でないと習得できない。私はただの魔道士だったので、呼び名は賢者でも正確には賢者ではないのだ。だから習得できなかった。

 今からこの魔法を使って、あるものを創る。

もしよろしければ、評価のほど、お願いします。

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