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  びゅううっと吹く風が、体をぶるっと震えさせる。


  冬。


  夜は日中より寒い。


  けど、貴方と手を繋いでいるから身も心もぽかぽか。


  そんな大好きな貴方と、暗い夜を歩く。


  すると、だんだんと暗い世界が煌めいてくる。


  イルミネーションだ。


  青や赤、黄色や緑や白。


  たくさんの色が、キラキラと煌めいている。


  手袋越しの貴方の手。


  大きくて暖かくて。


  何度も貴方と手を繋いでるけど。


  未だに手を繋ぐ度…ドキドキする。


  キラキラ煌めくイルミネーション。


  その真ん中。


  貴方と見つめ合う。


  貴方の目に、イルミネーションが煌めく。


  「好きだよ…」


  「私も、好きだよ…」


  そう言って、貴方は私の唇に優しくキスした。


  夜をキラキラと煌めくイルミネーション。


  このイルミネーションのように。


  これからもずっと、貴方と煌めく道を歩いていきたい。


  歩調を合わせて。


  貴方と二人並んで。


  この先も大好きな貴方とずっと───





  

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― 新着の感想 ―
[良い点] クリスマスかー。 どーして、クリスマス(イヴ)の12月24日は、あんなにもXデーなんだ!! あんなに、明暗を分ける日は、なーいっ!! バレンタインデーは、我慢しよう。まあ、学校にいるわけじ…
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