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  ギラギラとした陽の光が降り注ぐ。


  夏。


  夏の日差しに煌めく青い海。


  水平線に、まっしろい入道雲が浮かんでる。


  煌めく海を横目に、白い砂浜を歩く。


  大好きな貴方と手を繋ぎながら、並んで歩く。


  暑いけど、貴方と握る手は暖かくて心地よくて。


  普段は男子っぽい格好をする私。


  今日は貴方とデートするからってはりきって。


  私らしくない、まっしろいワンピースを着てみた。

  

  スカートなんて学生以来着たこと無くて。


  恥ずかしかったけど、貴方が「綺麗だね」


  って言ってくれて。


  貴方にそう言われて、恥ずかしい気持ちが無くなった。


  むしろすごく嬉しくなった。


  ひらりふわり揺れるスカート。


  風がスカートの中に入ってくる感じが慣れない。


  時々スカートを気にしながら、砂浜を歩く。


  貴方と手を繋ぎながら。


  貴方と他愛ないことを笑いながら話す。


  かけがえのない夏の一瞬を、貴方と歩む…



  

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― 新着の感想 ―
[良い点] なぜか、心が、きゅっとなりました。 隣で歩いていたいですね。 無くしてはならない大事なもの。 切なさのようなものが、胸を締め付けます。 空高く昇る夏雲のように。
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