第66話 極滅大魔法 終焉ノ滅獄
久しぶりの投稿になります。誤字報告、コメント待ってます。
相棒『自分に力がない。おちこぼれ。そう言うことで、エクーシの精神的、肉体的にも追い込むことでその真実をエクーシ、あなたにその真実を隠そうとした。何度も言うようだが、才能が突出しすぎていた。そう、それこそ自分たちの《切り札》になるほどに。それを知った神が、封印に封印を施したと言ったところだろう。』
エクーシの顔が明るくなっていった。
相棒『これで、本当の力が出るはずだ。エクーシ。』
アーク「よかったな。エクーシ。」
エクーシ「は、はい。ですが、アーク様の力には及びませんよね・・・」
アーク「え。」
どうして俺のことが出てくる?!相棒が、主様と同じようにとか言ったからか。あの野郎。まぁなんとかなる。よね。う~んとりま、本気を見せてみようかな。
アーク「まぁ、そんな感じだよね。」
エクーシ「アーク様の本気を見てみたいです。」
満面の笑みで、ワクワクしている無邪気な顔をしている。何というか、癒しってかんじ。引くに引けなくなった。
アーク「相棒。演算補助よろしく。」
相棒『はい。主様』
三つの魔法陣を描き、その三つを複合させていく。そこを相棒の演算補助で、最大限の火力になるように最適化していく。そこに、滅びを含ませていく。その魔法陣に魔力を込めながら、暴発しないように相棒に最適化させていく。
アーク「よし行くぞ。相棒。」
相棒『はい。主様。』
アーク「行くぞ。大極滅魔法 終焉ノ滅獄ッッ。」
ダンジョンの壁に向けて大極滅魔法 終焉ノ滅獄を打ち込む。エクーシとトリアは、口をあんぐりとあけている。
ダンジョンの壁は、この世で最も硬い素材を使っていると言われている。その硬度は、魔力の込める量の差で違うと言われている。そして、ここは師匠が作ったダンジョン。そう簡単に壊すことはできない。が、圧倒的火力と滅びがあれば、ぶち抜けると師匠が言っていた。
そして、ダンジョンの壁をぶち抜いた。




