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060話

連載再開です

アーク「それはそうと、国王は、ほかの国と協力し同盟を作ること。この同盟の時は、神々との戦いが近いうちにあるということを話して、他国の協力を仰いでください。協力が、出来ない場合は我が師匠フレイヤの名前を出してください。」


「「「「「「「ふ、フレイヤ様だってぇぇーーーーー」」」」」」」


アークは、少し首を傾げる。そこまで、反応するとどんな方だったのだろうか。普段とは違う顔を持っているとしか考えられない。師匠は、化物じみた力を持っているが、そんな後世まで続くような逸話でも作ったのだろうか。と、考えていると、国王が驚愕の顔で口を開いた。


国王「フレイヤ様と言えば、人の身でありながら精霊王様に教えを乞い承諾され、唯一神殺しをなした後世に残る偉業を残した英雄ではないかッッ」


宮廷魔導士「そうですよ。剣士、魔法士としてもその道を極めたものすら凌駕するほどですよ。」


騎士団長「今でも昔話で良く取り扱われる存在ですよ。」


アーク「そっか。」


国王「何にも疑問には、思わないのですか?」


アーク「だって、神殺しのことは知ってたし、神を殺せる人が偉業を成し遂げない方がおかしいというわけですよ。」


国王「それは、確かにだな。」


納得しながらも、顔には疑問が残る三人については、分かっていたがとりあえずは放置しておこうとした。


アーク「では、話を戻しますね。交渉は、師匠の名を出せばいいという事です。あと、その同盟は《ナラク》で行いますので、だいたいの重鎮には、離れていても作戦会議ができるようにしておきます。」


アーク「そして、その国ごとの騎士、魔法士などの戦闘職、非戦闘職も来てくださいと伝えておいてください。その間の国の警護は、あとで配置しておきます。」


国王「お主ひとりで大丈夫か?」


アーク「大丈夫です。私が、()()()()()()()()()()、人が何とかしてくれますよ。」


国王「それならば、安心だな。」


ほっとしたかのように、少し椅子から上がっていた身体をもとの位置に戻し椅子に深く腰掛けた。


アーク「その間私は、自分が選んだ5人を《ナラク》で強化していきます。あと、《ナラク》攻略もついでにやっておきます。」


国王たちは、あんぐりと開いた口を閉じようとしない。それだけ、驚愕するような内容だったのだろうか。全ての質問に答えている暇は、実際にはあるがめんどくさそうな雰囲気が帯びている。その質問に触れるのを諦め


アーク「では、《ナラク》に行きたいと思います。あ、連絡手段としてこのスマホを渡しておきます。説明書が、入っているのでちゃんと読んでくださいね。では、行ってきます。」


投げつけられたスマホと説明書を拾い長すぎる説明文に腰を抜かした国王であった。


アークは、転移魔法で《ナラク》に来ていた。そしてアークが選んだ3人とは、暗黒黒龍のディアとたまたま見つけた、人間の強化種ハイヒューマンのトリア、世界最強の種族混沌の種族の落ちこぼれ、エークシであった。この三人は、才能でだけで言えば無限のようにある。この三人を引き連れ世界最強のダンジョン《ナラク》に来た。


まず必要なのは、レベリング。俺もせめて5桁くらいまでは行きたい。他の三人も4桁までは、行きたいとは、考えている。そのためには、相棒に三人にレベル上限解放を付与してもらわないと、上限ごときで止まったら、迷惑もいい所である。そんな思考を一瞬で読み取ったのか、相棒が聞いてくる


相棒『付与するのは、レベル上限解放以外では何がよろしいでしょうか。』


アーク「そうだなぁ~。一人一人に会った、ものを付与しておいてくれ。」


相棒『分かりました。主様(マスター)


相手の許可もなく、無理やりレベル上限解放と、暗黒黒龍には魔力増加Ⅳ、トリアには身体能力強化Ⅴ、エークシには崩壊を付与し《ナラク》へと歩を進めた。


アーク「じゃあ三人とも行こうか。世界最強のダンジョンへ」


「「「はい」」」

〜作者からの大切なお願い〜


「面白い!」


「次、どうなる?」


「更新頑張れ!」


 少しでもそう思ってくれた読者の皆様。


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