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005話 冒険者になるスライム!?

アークは、冒険者ギルドの中に入った。ドアに取り付けられている、ベルこれがドアを開けた時にチリンチリンと音を鳴らし、ギルドの説明役の人であり受付の女性の方に

「はぁ~い冒険者ギルドにようこそ!!」

と大きな声で元気よく言った。冒険者ギルドについては、よくわかっていないのでとりあえず受付の人の所へ行った。口を開いて

「新規登録の方ですね。それでは横にある魔力量測定装置に手を近づけてください。」

なんだこれと思いつつも相棒からの情報が入る。

『これは、個人個人の魔力量を図ることのできる機械です。』

「それくらいわかってる。上限とかわかるか?」

『もちろんです。これだとレッドドラゴンは、確実に測れません。』

「やばそうなきはするがどうするのが正解だ?」

『ここでは、全力で魔力開放を行い少し目立つくらいでいいと考えます。』

「そうかじゃあそうするわ。」

『お役に立ててうれしく思います。マスター』

それじゃあ相棒の言うとおりに全力で魔力開放をして、

「うぉぉ~はぁー」

近くにいた人が倒れたがきっと気のせいだろう。そして魔力量測定装置に手を近づける。

そして当たり前のように音を立てて「バリン」ぶっ壊れた。

受付の人が驚愕しながら、となりの受付の人に背中をたたかれて、

「っすっすすぐに強度が強い魔力量測定装置をお持ちします」

僕は、首をかしげて

「あれなんか間違えたことしたっけ?」

と相棒に聞いた。帰ってくる答えは

『・・・・・・』

なかった。想定内の事ではなかったのかと疑問に思ったが、まぁいいやで済ませておこう。


五分経ってからギルド長のような人とさっきの受付の人が戻ってきた。ギルド長が

「本当に壊れているとは…これができるのは、森にすむ魔法使いにしかできないことだと思っていたが君は一体何者だい?」

どうやって答えるのが正解だ?と相棒に聞いてみた。

『正直に話すのは、なしです。森の魔法使いの弟子とだけ言っておけば問題はないでしょう』

「OK」

心の準備をしてから

「僕は、森の魔法使いの弟子です。分け合って町に来ました。」

ギルド長はふむとうなづきながら聞いた。そして質問をしてきて

「君は、魔法使いとはどんな出会い方をしたのかね」

少し悩んで

「話すと長くなりますがいいですか?」

ギルド長は即答して

「できるだけかいつまんでお願いしたい」

「はい」

が真実をそのままいうのではなく少し改変して言っていく。


~10年前~


僕は、孤児で飢え死にしそうだった僕を魔法使いは助けてくれたんです。もっとも助けるだけではなかったみたいですが。

そして森の魔法使いの家に連れていかれた。そしてご飯を食べてから魔力の修業を始めた。

まず最初は、魔力をコントロールするというところから。僕の場合は、2~3か月くらいかかったんですけど、魔法使いはむしろ喜んでましたね。なんででしょうかね~。

そして魔法使いの家にある本と魔法の理論についてに一年くらい費やしてましたね。

魔法使いに、最強クラスの魔法も何個も教えてもらったので楽でしたね。

一番きつかったのは、ダンジョンに放り込まれたことでしたね。そのダンジョンは、魔物の魔法耐性が異常に高くて、剣や体術をメインにやっていてきずいたら3年ほどずっとダンジョンで修業していた感じです。その後は魔法使いの知り合いと組み手と、商売の技術、魔法での戦いなど生活で必要なものは全て、叩き込まれました。


そして今に至るという事ですね。ギルド長は、

「まぁいい。君が頭がおかしいのはよく分かった。」

「なぜですか?」

無邪気な感じで言い放った。ギルド長は、ため息をつきながら説明を始めた。

「それはだなまず魔力のコントロールで、2~3か月使ったと言っていたな。」

「はい」

「その理由は、魔力量が大きすぎたからだ。魔力量が多いと、精密なコントロールは不可能に近いレベルとなる。普通の人でへたくそでも1か月ほどで、コントロールは完璧になる。それに君は、普通の人と比べて、魔力量が10倍ほどある。それを二か月でやってのけたのは、君の才能とでも言いうべきだろう。ダンジョンに放り込まれたと言っていたがあれは魔法使いが作ったものだ。あいつが遊び半分で、ダンジョンを各地で作るから、ギルドも大変だった時期もあったのだよ。」

「へぇ~魔法使いってすごい人だったんですね」

「すごいどころじゃないわ。あの人が魔法使うと地形が変わるからね。並列起動なんて普通の人はできないからね。君の魔法もたいがいやばいけどあの人には劣るね。」

ちょっとムカッと来た。師匠に負けているのが悔しいからだ。少し言い返して

「魔法使いの魔法だったらアレンジを加えてここら一帯をぶっ壊すくらいの魔法だったら500回くらい打っても大丈夫ですね。」

ギルド長は、冷や汗と顔を引きつって

「やばそうだな。君に対抗できるのは、魔法使いと初代勇者クラスの人だけだろう。そのクラスの人をみすみすおいておくわけにもいかないから、君をSランクとして、このギルドに呼ぼうではないか。」

「ありがとうございます」

そして持ってこられた魔力量測定装置は忘れ去られたのであった。

ともかくアークは、ギルドのSランクの冒険者になったのであった。

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