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004話 コトン到着

 アークは、どうやってコトンまで行こうか少し考えていた。

 が、一つのことがアークに決断を急がせた。それは、

「ぐぅぅ~~、」

 っと腹が減ってきたということだ。

「もうそろそろ腹が減ってきたな。コトンまでは、約10分で着くそれじゃあ行くか」

 アークは、魔法使いの家から出て早3時間ほど。でも魔法使いの家からは、何も飲まず食わずで来た。

 さっきも人を助けて、更に腹が減っていく。アークは、人間離れをした力を持っているがそれでも所詮は、人間。腹も減るし疲れたら寝る。そしてアークには、また違う人格が宿っている。二重人格という事ではなく、魂が二つあるといった感じだ。そしてその人格に修業をしている時に、相棒と呼び出した時から、主張が激しくなってきている。その人格の優先順位は、

 一ごはん(もちろんおいしいごはん)

 二解析すること(解析者を使いながら、喰らうものも使いながらいろんなものを解析する)

 三アークとしゃべること

 らしい。アークは、相棒がいないと考えるといつも相棒の、安心さや頼りやすさときたら自分の成長を一番に考えてくれていたと考えるほどだ。相棒とは、しゃべることしかできず心を読むななどもできるが、相棒という関係を切り裂いてまでやるかと言われたら、メリットとデメリットが釣り合っていない感じだったので諦めた。

 相棒のことは一番信用していて、解析者や喰らうものも完全な制御下においていて、しゃべっていてだいたいの最適解が出てくるからなのかよくわからない。いつか知りたいとは思うが、今は知らなくてもいいと思っている。

 今回の相棒と話している時は、

『コトンまでは自己加速魔法と風魔法を使うことで、10分で行けますがどうしますか?』

 とこのようにすべて自分で決めるのではなくアークの要望に応じて変化させることも可能だ。

 アークは思った(なんて便利な人格だろう)とそして返答をする。

「最速で頼む」

 と相棒に頼んだ。そして相棒から頼りがいのある言葉が出てきた。

『お任せください』

 あとは、相棒に自己加速魔法と風魔法を並列起動して、コトンまで行くだけだ。


 ~10分後~

なんだかんだでぴったりで着いた。やはり自己加速魔法と風魔法を並列で使うと、すごく早い。


 コトンの町の城壁まで来た。何やら騎士が、検問をしている感じだった。すごい列ができていた。

何かあったこれが、相棒の答えだった。並んでみるとやはり何かがあったらしい。10分で着いたは、

いいが検問の列で2時間ほど待ってしまった。これで、アークは死にかけの状態で肉料理屋さんについた。この肉屋さんにはベアロックステーキと、鹿のビーフシチューが人気料理らしい。

とりあえず注文してみることにした。

「すいません。注文いいですか?」

「はぁーい、少しお待ちください」

と言われてから、ワクワクしながらウキウキしながら料理を見ていく。一番最初に目に止まったのは、

やはり人気メニューの鹿のビーフシチューだった。とんとんと足音がしてくる。

「はぁーいご注文は何ですか?」

と少し若いくらいの美人の女性が聞いてきた。少し見とれていると

「注文はないですか?」

と聞いてきたので、いなくなられるのはとても気まずいので、

「すいません、鹿のビーフシチューってできますか?」

と聞いたところ、うぅ~んと悩みながら

「すぐに出なくてもいいんだったらだせますよ。」

と言ってきた。ほかに目に止まるものは、ベアロックのステーキだった。

「だったらベアロックのステーキでお願いします。」

「かしこまりました。その他の注文はありますか?」

「いえ、結構です。」

と断った。今は、ほかの料理ではなくベアロックステーキに集中したいという気持ちの表れであった。

そしてすぐにベアロックステーキが来た。きれいなレアの状態で、上にニンニクがおいており、肉汁で鉄板が、ジュージューと鳴り響いている。この音でご飯が食べれそうなほどだ。

そして両手にナイフとフォークを持ちベアロックステーキを切る。肉汁が飛び出して、放物線を描いて

飛んで行った。それだけの油の持ち主がベアロックという魔物だろう。そして、一口ニンニクを上に置き一口食べる。それは、人生に変化をもたらすほどのおいしさだった。そして、うまいことに調整されている、調味料の数々これには、相棒もにっこりだろう。これこそが、神料理というものなのだろう。

魔法使いの家では、ただ焼いたものやただ煮たものなど散々な料理だった。ステーキを食べて、今まで食べていたものは、なんだったのだろうかと考えるほどだ。そしてステーキを一口運んだ後にあるのは、ご飯を口にかきこむことだ。そしてあっという間にすべて食べ終わってしまったのだ。店主に、

「うまかった。また来るよ」

と言った。が店主は頭を抱えて、

「それは、無理かもしれないの~」

と言った。相棒が、今までにないくらいのスピードで考えていく。

が何も出てこなかった。とりあえず話を聞くことにした。

「何でですか?」

「それは、最近魔物の出が激しくなっていて、この町も危険らしいのでそろそろ引っ越そうかなと考えていたからです。」

アークは、そんなことでいいのかと思った。相棒からも絶対助ける的なオーラが出ていたので、引くに引けない。アークは、口を動かした

「それじゃあ周辺の魔物と、この町に結界を張っておきますね。」

と言った。美人の女性も店主も口をパクパクさせながら何言ってんだこいつみたいな目でこちらを見てくる。

アークは、遠距離魔法ファイヤードームを使いながら、探索系の魔法を使って、確実な場所にファイヤードームを落としていく。そしてなんかやばそうな親玉には、とりあえずスターラッシュを打ち込んでおいた。スタースラッシュを打ち込んだ魔物は、跡形もなく消えた。スターラッシュは、星のごとくの質量をもったものを、特定の位置に落とすという魔法である。火力としては、最悪の場合地球が滅ぶレベルだ。これを普通にばっぱなすから頭がいかれてるアークでした。そして続けて、上位結界をこの町全体に張った。この時の上位結界は、さっきの親玉の全力の攻撃でも、びくともしないレベルの結界だ。この結界の条件は、アークの魔力を一割ほど預けているので、それがなくなるまでが結界の条件だ。アークの魔力一割ほどとは、さっきの親玉の攻撃を1000回受けても20年は安心という事だ。当然のことながらに最強クラスの結界をこの町にかけたものだ。そしてアークは、金が少しかないので店主に

「ここら辺にお金稼げるところってありますか?」

店主は、口を元に戻して

「ああそれだったらあんたの実力的に、冒険者ギルドがいいと思うぞ」

といった。アークの実力的に、冒険者ギルドが正解と相棒も思った。アークは

「それじゃあ冒険者ギルドに行ってきます」

「ああ気をつけてください」

「はぁ~い」

という何とも温かみのある会話をしてから、アークは店を出た。アークは、足を止めた。

なぜなら場所が分からないからだ。そ・ん・な・と・きは相棒に頼ればよかろう。

「相棒冒険者ギルドがどこかわかるか?」

『はい。さっき探索系の魔法を使ったときに、この町全体のマップを作っておきました。』

アークは、改めてこの相棒便利だなと思ったし、なんで僕の中にいるんだろと思ったが、今はただただ有能な魂が僕にある。それだけで十分なのだと、思考を放棄した。

「それじゃあ脳内マップに映し出しておいてくれ」

『はいマスター』

?聞きなれない単語が聞こえた。あれこの子マスターとか言い始めたよ。大丈夫かこいつ。

と考えたが、有能なことは認めているのでとりあえずは無視した。


そして道なりに進んで、早20分ほどで冒険者ギルドが見えてきた。

大きく豪華で一目で冒険者ギルドだと分かる外観。いくらかかったんだろう?みたいな疑問が浮かんだが、今は消して中に入ってみることにした。

感想などで指摘されたところは、随時直していきます。

が自分が学生なので、昼間には変更はできないです。ですが必ず変更していきます。

この小説をよりよくしていくためにも皆様の意見を書いていってください。



〜作者からの大切なお願い〜


「面白い!」


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 少しでもそう思ってくれた読者の皆様。


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