039話
師匠「でも、一つだけ修正点がある。それは、その世界連盟?とやらの一番のトップは、私が今から探しに行く男だ。そいつの名も分からない、が一つ言うとすれば私よりも強く、全てにおいてこの戦いに必要不可欠になる男だ。私は、裏方のその戦いに参加する者たちの、教育ががかりだ。以上。この話はおしまい。」
魔王「探しに行く人とは誰ですか?何かあてでもあるのですか?」
師匠「当てもない。どんな奴かもわからない。そこは、私の力と精霊王の力を借りて、探す。」
王様「今なんと?聞き間違えでなければ、精霊王と聞いたのですか?」
師匠「ああ。精霊王とは、少しコネがあってだな。」
王様「この方は、強いだけでなく精霊王とも知り合いとは・・・もしや、勇者とかになってたりするんですか?」
師匠「ああ、言ってなかったけ?」
魔王「勇者だと思えば、これだけの強さにも納得できる。」
師匠「じゃあそういうことで。」
魔王「ちょっと待ってくれ。もしかしたらの話になるが、もしこの話に応じない魔族がいるかもしれない。その時に必要になるのは、絶対的な存在だろ。その絶対的な存在に俺がならないと、魔族が反乱を起こす可能性もある。そのためにも、何とかできないか?」
師匠「できるにはできるが、本当にいいのか。それは、無限の時間のために孤独と戦わないといけないんだぞ。その覚悟が、お前にあるのか?」
魔王「勿論だ。俺が、強くなることができれば、仲間が死ぬ要因を少しでも減らすことができる。そのためだったら、俺は喜んで孤独と戦おう。」
師匠「よかろう。」
そういって、収納魔法から、複製しておいた時空魔法が使えるあの紙を取り出す。演唱をしながら、魔王に魔法付与ができるようにすべての神経を、時空魔法にそそぐ。ワンミスで全てが狂う。その意識を持って、時空魔法を行使する。そして、時空魔法が行使可能状態になった。そして、その魔法を魔王に、使う。
師匠「これで、大丈夫だと思う。」
魔王「ありがたい。」
師匠「時が無限になったときに大切なことは、諦めないことだ。魔術、近接攻撃、剣術、などなど、色々なところで、目標を立て時には自分の限界を超えて戦ってみる。などなど、色々とできることをとにかく探せ。これが、時を無限にした先駆者からの言葉だ。」
魔王「あなたは、時空すらも止めていたんですね。」
師匠「ああそうだよ。時空止めてなければ、こんなことできないよ。」
王様「さすがだな。あの化物じみた強さは、生きていた時にも比例しているのだろう。」
師匠「時間があれば、できないこともできるだけの時間が出来るからな。」
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