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038話

疲れた

師匠「それで、両軍とも負けだけどどうする?」


魔王、王様「「少し、だけ相談させてください。」


魔王、王様「「なんでかぶるんだよぉー」」


魔王「そんなことは、さておき少し相談させてもらってもいいですか?」


師匠「2分だ。2分以上したら帰らせてもらう。」


魔王「負けたのに、軍に入れというのもなんだしなぁ~」


王様「確かに、本来の戦争ならば負けたらその負けた国に従うのが普通なはず。」


魔王「でも、戦争はしていないぞ。それに、戦争ではなく精鋭が負けただけで、従うと国の住民から、罵声が聞こえてくる気がするよ。国は、住民あっての国だからな。」


王様「では、あの方も言っていたように、神々の戦いがあるとかなんとか。その時に、この世界が壊れては、自分たちも人も無事ではいられない。ということは、来る日が来た時にその時には、全種族が力を合わられるように、しなければな。」


魔王「来る日が来た時に、連盟を創るということでいいのでは?」


王様「それと、全種族はあのお方に従ってもらわねば。」


魔王「そうだな。すべてを率いるのが、あの方でそれに加え、世界連盟を創るということでどうでしょうか?」


王様「それでいい!!」


魔王「それでは、そういう方針で。あとは、あの方に誰が伝えるか、だな」


王様「ここは、私がしゃべりましょう。」


魔王「いいのですか?」


王様「時には、頼ってもらわねば意味もないというもの。借りっぱなしでは嫌な、正確なものでね。」


魔王「それでは、頼みますぞ。」


王様「任せてください」


師匠「決まったか?」


王様「今回の件を不問にしていただきたい。」


私は、一瞬ぶっちっと何かが切れる音がした。でも、我慢できないほどでない。殴りかかるのは、話をすべて聞いてから殴るか殴らないか決めましょう。っと、心の中で考えていた。


王様「もちろんただと言いません。あなたが言っていた、来る日神々の戦いのときに、この世界にいるすべての種族に戦ってもらえるようにしましょう。そして、その時にはすべての戦いを一時休戦し、戦っていた相手でも、協力してこの世界をなんとしてでも守れるようにしておくこと。そして、全てが集まったときの、一番のトップをあなたにしましょう。そして、その連盟の名は、まだきまっておりませんが、いい案が無ければ世界連盟。世界を救うための連盟として、ともに戦えるようにしておけるように便宜を図っておきましょう。それが、私たちの差し出せるものです。」


師匠「そうかいい案を持っているな。」


王様「っは。ありがたき幸せ。」


師匠「でも、一つだけ修正点がある。それは、その世界連盟?とやらの一番のトップは、私が今から探しに行く男だ。そいつの名も分からない、が一つ言うとすれば私よりも強く、全てにおいてこの戦いに必要不可欠になる男だ。私は、裏方のその戦いに参加する者たちの、教育ががかりだ。以上。この話はおしまい。」

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