037話
魔王軍と人間軍とのハプニング回
魔王「なぜ軍に入ることよりも大切なことがあるんですか?そしてそれは何ですか?」
師匠「それは、軍に入ると行動が制限される。制限されることは、ある人との約束をしたことを達成できなくなってしまう。達成できないと、この世界が滅びる可能性すらある。滅びるのは、精霊界や悪魔界もかもしれんが。とにかく、ここ1000年くらいの間に神々の戦いがおこる。だから、魔王軍にも入らないし、人間の軍にも入らない。」
王様「そうだったのか。だが、だから入らなくてもいいなんて言えないな。」
魔王「ああそうだな。この人が、どこかの軍に入れば、世界のバランスが崩れる。意地でも、俺の軍に 入ってもらう。」
王様「いいや、俺の軍だ。」
魔王「この際どちらでもいい。この、魔王軍の最強の兵士を出し、この人と一対一で戦わせて、勝ったら強制で、この魔王軍に入ってもらうぞ。」
王様「おいずるいぞ魔王。こちらも、同じやり方でやってもらおう。強制でちゃんと人間の軍に入ってもらうぞ。」
師匠「めんどくさいが、それで満足してもらえるなら喜んでお相手いたそう。その前に何かハンデがいるのではないか?」
魔王「少し、王と相談させてくれ。」
王様「魔王よ、さっきの戦いを見ていても剣術だけ馬鹿みたいに強いんじゃないか?」
魔王「それは、我も考えた。二人ともで、剣術を禁止する。でいいかな?」
王様「それでいいと思う。」
魔王「そうか。お~い!そこの人。剣術を禁止して、戦ってくれないか?」
王様「私もそれで。」
師匠「それじゃあ、どちらから始めますか?」
魔王「私から。」
王様「どうぞどうぞ」
師匠「それでは、魔王軍最強の人は、誰ですか?」
魔王「魔王軍最強は、・・・クロスだ。クロスとは、魔人でありながらも、勇者が使うことができる、精霊魔法やらの、特別枠の魔法を使うことができる。更には、一年で魔王軍の幹部にまで上り詰めた男だ。そんなに、簡単に倒せると思うなよ。クロス!!!!」
とでかい声で、クロスの名前を叫ぶ。
クロス「来ました。魔王様。命令なんですか?」
魔王「そこの奴を、叩きのめせ。手加減は、いらん。最初から本気でやれ。」
師匠「いつでもどうぞ。あなたの好きなタイミングで。」
クロス「図に乗るなよ。下等生物ごときが。」
そういって、クロスは殴りかかってきた。魔法を並列に使用しながら、杖に力を込めながら、殴ったり、走り出して移動したり、違う魔法を使って私を困惑させようとした。が、
師匠「時間をかけてやる暇はない。」
相手が悪かった。その移動している時のクロスを掴み上げ、空高く吹き飛ばす。その空に浮いている時に、星魔法星の隕石を打ち、クロスに全ての星の隕石の照準に合わせて、当たるように、調整する。死んでしまわないように、回復魔法も時々かける。落ちてきたときには、もうクロスは、傷一つつけていないが、気絶している状態になった。
師匠「ほら、次は人間の軍最強。速く」
王様「我々の軍最強は、帝王ストロングだ。帝王ストロングは、とにかくタフで強い攻撃力と、高い防御力を持っている。これを破れる奴は、魔王軍にはいまい。」
ストロング「来ました。命令は何ですか?」
王様「そこの奴を、叩きのめせ。手加減は、いらん。最初から本気でやれ。」
ストロング「っは。」
師匠「もう時間かけているのももったいない。防御反転。」
師匠「何をぼさっとしている。速く防御の準備をしろ。でないと、死ぬぞ。」
そして、私は炎魔法の、低級魔法でもある火球を十回発動を使って、マシンガンのように当てていく。
ストロング「こんな魔法。防ぐ意味もないわ」
と言い切った後に、火球にあたる。一瞬で倒れかけたが、ストロングは気絶しながらも無防備な状態で火球を馬鹿みたいに当たる。私は、やれやれと首を振りながら、回復魔法をかけながら、10分ほど蹂躙されているところ笑いながら、時にはひどいことをする奴もいるんだなみたいな顔で見ていた。
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