034話
昨日は、投稿できなくてすいません
初代精霊王「どうだ?使うのか?」
師匠「使う、使わないの前にどれだけのデメリットがあるのですか?」
初代精霊王「そこに気づくとはね。デメリットは、この勇者の宝剣は、凝縮されている、勇者の力を肉体的に、精神的に受け止めないといけない。それに、ずっと持っていると時間切れで、肉体が限界を迎える。それくらいかな。」
師匠「それだけではなく、そこまでのデメリットがあるのなら持つ必要なほとんどないように思えます。そのデメリットを背負うだけのメリットはあるのですか?」
初代精霊王「メリットは、勇者の宝剣の特殊能力。一つ目。単純に今まで亡くなった勇者の力を解放することができる。二つ目。その勇者特有の力を行使することもできる。三つ目、勇者と身体を二つを一つにして、身体を強化することもできる。四つ目。これを持っている時は、聖剣の加護がつく。五つ目。自分の好きな魔法を保存し、魔力さえあれば強化した状態の魔法が、何十回でも同時発動をすることができる。六つ目。あらゆる、精霊から好かれる。七つ目。勇者の、すべての技術が自分のものとして、使うことができる。以上だ。」
師匠「メリットが多すぎて怖いくらいですね。」
メリットが大きすぎるのはいい事。でも、大きすぎてもその分の対価を支払わないといけない可能性がある。私は、神を殺せるほどの潜在能力が、持った魔物か人間を探し出して、鍛えなければいけない。対価が、寿命の場合は却下だな。
初代精霊王「ほう。そんな、存在はほとんどいないと思うがな。」
なに。思考を読んだ、だと。
初代精霊王「そんなに驚く事ではないだろう。私は、表向きは王だが位だけで言えば、神なんだぞ。神は、なんでもやって見せる。知らないのか?」
師匠「少し見くびりすぎたみたいですね。」
初代精霊王「認識を改めてくれたことを感謝する。それと、デメリットは我が言った以外にはないぞ。」
師匠「それにしても、得るものが多すぎると思うのですが。」
初代精霊王「使えば、精神が崩壊する。とだけ言っておく。が、お前にこのことを言ったのは、究極狂人化3だったか?それも精神を擦り減ることをしていたのがお前だけだった。究極狂人化3ができるのであれば、もしかしたら、勇者の宝剣すらも使える。と考えたのだ。」
師匠「究極狂人化3くらいだったら、使っても精神は崩壊しません。」
初代精霊王「勇者の宝剣を使いこなせることができれば、究極狂人化3の次の領域へ行くことができると、思うのだがな。」
師匠「一回だけ、使わせてください。その後に決めます。」
初代精霊王「いいだろう。」
そのフェンクスが、持ってきた勇者の宝剣に近づく。その勇者の宝剣を持とうとする。そうすると、声が聞こえた。
『汝は、なぜ我を求める?』
「そりゃあ、友人との約束を守るために、だよ。」
『どんな約束だ?』
「神々を殺せるほどの力を持ち、神々の決戦に巻き込まれないようにすることだ。」
『いい理由だ。お前と私は今日から、相棒だ。よろしく。』
「相棒・・か。よろしく頼むよ。」
『ああ。お前さんと一緒にいると、楽しいことが起きそうだな。素質も持っているし、でも解放は難しそうだな。』
と、小言で、勇者の宝剣がぼそぼそとつぶやく。
そして、勇者の宝剣との相棒関係が成立したのであった。
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