032話
急展開?
~身体をいじめるトレーニング終了後~
師匠「厳しいな。今のところは、だが。」
究極狂人化3にも、だいぶ慣れてきた。究極狂人化3は、精神をすり減らす。精神魔法に対する、対抗魔法も使えるようにならないと、課題は山のようにある。けどそろそろ、神クラスであれば倒せるのだろうか?いや、ロジとの魔神レグイザとの戦いを思い出しても、善戦する程度しか力を持っていない。もちろん魔獣化時で、の予測だ。ロジ(勇者の力解放時)vs魔神レグイザ(the best時)のときに、魔神レグイザが魔獣化の先の奥の手だったり、隠したちからだったりと、そういうことを、ロジ(勇者の力解放時)vs魔神レグイザ(the best時)戦に隠していたとしたら、この予測は壊れる。もし、魔神レグイザが魔神の中でも、位が低くてその上は、手加減アリでもぼこぼこにできるクラスがいると考えると、
師匠「今ではまだ神々に戦うのは、だめなのかもしれないな。」
そう、誰もいない土の中でぼそぼそとしゃべった。身体をいじめるだけでは、全然成長スピードが足りていない。本来のわたしの切り札を、普段から使えるようになれば、また何か発見もありそうなものだが。奥の手とは、潜在能力強制解放というものだ。これをすると、今出せている力が、身体の限界でなければ、その限界点まで強制的に力を出すことができ、その時にたまっていた疲労感全てなくし、疲労もすべてなくなる。だが、それだけメリット尽くしというわけでもなく、デメリットとして、力が出せる上限とその総エネルギーも上限がきまってしまう。その、上限を超えると身体が、悲鳴を上げ動けなくなり、二日は寝っぱなしになってしまう。そんなハイリスク、ハイリターンだ。確実に相手を叩きのめすために、最初は普通に戦い、その後疲れて動けないくらいになったときに、潜在能力強制解放をして、相手をぼこぼこにする、という方法でよく使っていた。なぜロジ(勇者の力解放時)vs魔神レグイザ(the best時)の時に使わなかったのか?って、それは潜在能力強制解放は、潜在能力を引き出すためにある力。でも、あの時は、潜在能力を解放しても、ロジの邪魔にしかならないと考えたんだ。ロジの潜在能力は、私を軽く凌駕し、神にすら匹敵すると思ってしまったんだ。
だからロジ(勇者の力解放時)vs魔神レグイザ(the best時)の時には、潜在能力強制解放を使わなかったんだ。それに、究極狂人化3との併用にはいまだに成功していないから、どちらかというと究極狂人化3の方が、倍率が高いからな。でも最近使ってないし、腕がなまると大変だから、また精霊でも狩るか、
師匠「やるぞぉぉ。」
気合を入れる。
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そして、潜在能力強制解放を使い、外に出る。やはり、潜在能力強制解放を使うと、なんでもできそうな万能感に浸ることができる。これは、危険だな。
精霊が、姿を現す。前回よりも気配が大きく、数も多い気がした。剣を構えると
???「やめろ。私たちに、戦闘の意思はない。攻撃してきたら、正当防衛として、貴様を処断する。」
師匠「誰だお前ら?」
???「私たちは、初代精霊王に使えるものです。私の名は、フェンクスです。大地を統べる上位精霊です。以後お見知りおきを。早速ですが、初代精霊王があなたをお呼びです。来てください。」
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