028話
今日はおしまい
そういって、ロジから光が発せられる。
レグイザ「ここで、勇者の力が解放されるとは・・・。」
ロジ「もう許さないぞ。」
そういって、戦いが始まるかと思った。が、ロジは全く動かない。それに感化された、魔神レグイザが襲ってきた。今回の、攻撃というのは魔力や魔神のみにしか使えることのできない、魔気というものがあり、それらがすべてを込めた一撃だということが、見ている。が、それでもロジは動かない
師匠「ロジ。少しは動け。バカ弟子ぃぃぃぃぃーーーー。」
ロジ「大丈夫さ。こんな攻撃なんてな。・・・止めて、反射してしまえば問題はない。」
と言いながら、それを実践して見せたのだ。これが、勇者として覚醒したロジの本来の力。でも、あの時、まったく魔力、気力すらも使っていた形跡がなかった。なぜだろう。と思っていると、あることも思い出した。ある、資料に乗っていたことだが勇者というのは、精霊王というこちら側とは違う世界の王で、そのまたまた違う世界の王、魔神王を鬱陶しいと感じる、精霊王はその魔神王を倒すために勇者という称号とともに、違う世界の精霊の力を行使することができるらしい。あと、精霊王は別次元に行使できないため勇者という枠を創ったと言われている。
レグイザ「我の力をもってしても届かぬか。・・・だったら、本当の奥の手だ。魔獣化。自身の生命力を代償に本来の姿へと戻り、自分の獣を呼び覚ます。刮目せよこれが魔獣化」
魔神レグイザは、いや魔獣レグイザは、理性がすべて飛び今まであった潜在的な限界点がすべてなくなり、限界は生命が途絶えるときが、限界だという。
ロジ「面白くなってきた。これからが、真の勝負というわけか。行くぞ。」
ロジは、魔獣レグイザとの距離を詰め、身体の内部で作り上げていた、精霊魔法極滅の煉獄を、魔獣レグイザの体内で爆発させ、体内から丸焦げにする予定だったが、相手が硬すぎて、全くもって効果がなかった。
レグイザ「ガルルルルルルルルルルル」
ずっと、野生の状態で臨戦態勢をとこうとしない。こうなると、出来ることはただ一つ。
ロジ「俺も生命を代償に勇者の力を本来の姿に戻せばいいだけだ。いくぞ・・・。」
はぁぁぁぁとは言わずに、ロジが発している光がさらに強くなり、スパークを纏った。
ロジ「生命をかけた勝負を始めようか!!」
ロジは、当たり前のように無造作で精霊魔法極滅の煉獄を十回発動を使って、無限のごとく打ち続ける。それに対して、魔獣レグイザは精霊魔法極滅の煉獄を避けたり食べたり、壊したり、して近づこうとする。が、ロジは精霊魔法極滅の煉獄の火力を少し上げ、すべてフルオートにして別の魔法に取り掛かる。精霊をふんだんに使い、でかすぎる魔法陣を描き、そこに魔力を足りなくなったら精霊で代用したり精霊も足りなくなったら、生命力を代用したりして、魔法陣を完成させた。その名も精霊魔法|終焉の世界《end of the word》を使い、魔獣レグイザを終焉の世界に送る。が、それでも足りなかったのか次元との歪ができ出ようとしてくる。ロジは、更に精霊魔法極滅の煉獄を撃ちながら、2つ目の終焉の世界《end of the word second》を使い、一つ目の終焉の世界《end of the word》ごと二つ目の終焉の世界《end of the word second》に閉じ込めた。これで、戦いが終わったと思いきや、生命を代償にして勇者の力を元に戻した代償が来た。身体が、崩壊へ向かって行く。それを止めるすべを持っていなく、いや持っていても助けることはかなわなかった。その時に
ロジ「次は、こんな奴が目じゃないほどの強敵が来る時がある。神々の決戦とでもいうべきことが起きる。その時に、この世界もその決戦に巻き込まれる。その時までには、自分の持つ精霊紋を使えるものを探し出すこと。あと、すべての現象を理解できるものがいれば、この世界は安泰だ。だから、そいつらを見つけて育て、師匠も強くなってほしい。今まで楽しかったよ。師匠・・・・。」
そういってロジの崩壊が進んだ。この時私は誓った。
師匠「見つけて見せる。その時までには、自分でも神々を殺せるほどの力を持てるように。すべての自身の時間を戦闘のための時間にすると。」
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