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022話

これで終わり

~朝~


昨日は、(シャイニングバード)破滅の剣(はめつのけん)の、二つの組み合わせを最適化していて、それが思いのほかてこずってしまって寝るのが遅くなった。それがかかわってか、今日は師匠に起こされた。更に起こされたということはいつも通りのくだりもあるということだ。


師匠「おらおら、起きろや。起きないと本気で、魔力ねったパンチを喰らわせちゃうぞ。」


僕は、感覚的にぞわっとした。何か起きないとやばいことが起きるそれが、感覚で直感で気づくことができた。遅れていたら、どうなっていたかは、練っている魔力量を見ればマジで、殺意があるような魔力量だった。師匠は少し悔しがって


師匠「ッチ。なんでこんなタイミングで起きるんだよ。タイミング良すぎだろ。そんなことはともかく、さっきのパンチ喰らってたら生きてたか死んでたかどっちだ?」


どちらかと言われれば生きると思う。でも、次の戦闘には役には立たない。といった感じか。と頭の中で考える。


アーク「生きてはいたと思います。でも、次の戦闘で戦えるかと言われれば難しいラインだと思います。」


これで、どうなるかだな。どんな反応があるかな


師匠「そうか。ずいぶんと怠けていたんだな。私だったら、生きていなして、反撃まで持っていけるぞ。もちろん私の所から卒業してからでも可能だったはずだ。どうしてやらなかった。」


アーク「言い訳になりますが、それほどの相手がいなかったことです。元々あの時は、相棒がいましたから、どんな敵でも大概なんとかなってました。でも今は、相棒もいないしで・・・」


師匠「そうかお前は相棒に頼ってたんだな。いや、少し違うか。頼り切っていたというべきか。が、今後絶対に相棒と一緒にいるというのは、幻想だ。今すぐ捨てろ。自分だけでも戦えるだけの力を、私が本格的に教えてやる。今日は、朝ごはんなしで、気力についてやる以上。」


アークは、ただただ返事をするしかなかった。


アーク「はい。」


師匠「服を着替えて、外に来い。それから修業は始める。」


俺は、返事をすることができなかった。しかし、師匠に人に教える事なんてできるのだろうか、修業時は、だいたい見て覚えろだとか、体で覚えろとひどい扱いを受けたのは今でも覚えている。さて、どんな修業になっていくのだろうか。


~移動後~


師匠「今回は、今まで通りに、教える気はない。手とり足とり教えていくつもりだ。私のすべての技術を教え込む。今回は、神々との決戦が控えているから、さっさと覚えるように。」


そして、師匠からみっちり教え込まれた。

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