あらすじ……のようなもの……。
記念すべき1話が公開されたのは、2016年2月26日でした。
それからちょうど3年後に、ようやく完結できたのは、作者としては感慨深く思っております。
こんにちは。延野です。
いや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~……。
長かった。
この一言に尽きます。
全329話。足かけ3年。文字数にして111万字。
この数字を見ただけで、「俺、頑張ったな」ってしみじみ思います。
何度辞めようと思ったかわかりません。
エタってもええやん。どうせ誰も読んでないよ。
そんな悪魔の囁きを何度も聞きました。
それでも、ここまで書けたのは、日々PVを動かしてくれる読者様と、「長いものを書いてみたい」という作者の野望でした。
学生の頃から長い話を書きたいなあ、と思っていたのですが、プロになってもなかなか10巻、20巻という長いシリーズを書く機会に恵まれず……。
色々と悶々としていた時にWEB小説と出会い、「いっちょやったるか」という気概で始めたのが、『その魔術師は、レベル1でも最強だった』でした。
個人的に勝手に「俺は長い話の方が得意なはず!」と思っていました。
何故なら、作者の書き方は世界観を作って、そこにキャラを投入して、その観察日記を付けるというものだったからです。
キャラさえ増やせば、いくらでも話を量産できる……と思ってました。
だけど、それは甘い考えでした。
長ければ長いほど、設定やキャラが増えていくし、何より伏線も回収しなければなりません。
ちょっと執筆期間を空くと、細かい部分を忘れてしまうし……。
何よりモチベーションを維持するのがががががが。
いやぁ……。
10巻とか20巻とか、100巻とか書いている先生は、本当に凄いですね。それがわかっただけでも、超収穫でした。
なんか作者の愚痴っぽくなってすいません。
ただこの経験は、今後の作品に活かしていこうと思ってます。
具体的にいうと、この作品では叶いませんでしたが、作者の最新作『劣等職の最強賢者~底辺の【村人】から余裕で世界最強~』の書籍化が決定しました。
こちらも『その魔術師は~』に負けないほどの息の長い作品にしたいと思っています(ちなみに主人公のモチーフは、宗一郎だったりしますw)。
是非ご購入いただき、作者のモチベーションアップに貢献していただければ、華々しいゴールインを迎えることができますので、よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、ここまでお読みいただいた読者の皆様、本当にありがとうございました。
色々と未熟な作品で、色々とツッコミどころ満載なお話ですが、そこは軽く笑って許していただければ幸いです。
では、また別の作品で会いましょう!
延野 正行
PS
おいおい、作者!
「フルフルはもう生き返らない」「復帰は不可能」みたいなこと書いてたやないか。なんで生き返ってねん!
と思ったそこのあなた!
鋭い!
けれど、考えてほしい。
杉井宗一郎は……。
不可能という文字が嫌いだということを……!
ちなみに、近日中にもう1冊書籍化のお知らせがあります。
ヒントは食べ物……。
最後まで宣伝ごめんm(_ _)m




