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3<春の昼下がり>

 目が覚める。

 A.M.8:00。

 緩んではいたものの、リュウちゃんはまだ腕を組み込んで掴んでいた。彼女の温もりが心地良かったせいか、いつもはもっと早くに目が覚めるはずの俺もつい寝過ごしてしまった。


 部屋が明るくなったおかげで彼女の顔が見える。

 その寝顔は昨日公園のベンチで見たそれとはまったくの別物だった。あの時は暗く冷たい石のように無機質なものだったが、今の彼女の寝顔は、少なくとも昨日よりは穏やかに安堵している――ように見えた。


 俺の勝手な解釈かもしれない。だけど、もし本当にそうだとしたら俺の役目はだいぶ果たせたということになるだろう。


 そう願いながら見つめていると、ちょうど彼女も目が覚めたらしい、まぶたが開いて互いの目が合った。


「おはよう。よく眠れた?」

「……はい。おかげさまで」にこ、と柔らかに微笑(ほほえ)む。


 初め公園で出会った時は機械のように淡々とした印象を受けたが、いざ話してみると時折 笑みを見せたり冗談を言ったりと人間味溢れる一面もあるものだと思った。


 さて、いつまでも乙女の体に密着してはいられない。名残惜しさもあったが、腕を(ほど)きベッドから降りた。


「あの……」彼女はベッドの上で正座したまま、遠慮気味に喋り出す。


「その、昨日は色々とお世話していただき、とても嬉しかったです。おいしいものも食べさせてもらいましたし、久し振りに誰かと寝て、人の体温も感じられましたし……」


 そんなたいそうなことはしてないけどな。そう思ってもらえるならなによりだ。


「リュウちゃんさえよければ、これからも好きなだけここに泊まっていってよ。俺は構わないし、むしろ嬉しいからさ」


 善意と下心の織り交ざる歓待、のつもりだった。どう受け取ったかはわからないが、彼女は俯きがちに戸惑った様子を見せた。


「きっと、あなたは優しくて良い人なんだと思います。……でも、その……」


 他に当てがないのなら俺の家を宿代わりにすればいいのに、その決断に悩むということはなにか理由があるんだろう。

 気を遣っているのか、あるいは単に俺を信用していないのか。


「すぐに答えは出さなくてもいいと思うよ。これからのことはこれから考えればいいんじゃない? 俺のことが嫌じゃないならもうちょっと付き合ってよ。今はまだ俺、リュウちゃんと一緒にいたいし」


「ですが……」


 出かけた言葉を呑み込むようにして、彼女は間を置いた。


「……わかりました。では、また近いうちに……。その時は、どうか聞いてください」


 どうやら考えてくれたみたいだ。やはりなにか事情があるのは確かなようだ。だけど……


 今はまだ、“その時”ではない。




「さて、と……それじゃ、リュウちゃんの服ボロボロだし新しいの買いに行こうか」


 現在の格好を改めて見てみる。洗濯の仕上がった、昨日まで本人が着ていた服だ。

 サイズ感のある長袖のブラウスに膝下まである長めのスカートとオーバーニー。シンプルかつ落ち着きのある感じで、良い意味で真面目というか丁寧そうな性格の彼女によく似合っていた。

 だが、服の各所が擦り切れているので見ていて痛々しくもあった。俺の服でよければ臨時で貸すこともできるが、男モノの服で外を出歩くのは――もっと変か。




 すっかり日は昇り、外は陽気で暖かかった。


「そうだ、お腹は空いてる? 食べたい物とかあるかな」

「お肉です」 即答。好きだなあ。


「まあ朝からってのもアレだし、肉は後で食べよう。今はあそこの店でなんか買っていこうか」


 あそこの店、つまり例の肉屋。肉好きの彼女に合わせて今日はコロッケ以外のものにしようかな。


「おじさん。メンチカツ2つくだ……」


(きゅるるるるるる~)


 2つと言いかけたところで横から訴え掛けるかのように腹の虫が鳴く。


「……3つください」

「あいよ。メンチカツ3つね。……ん、なんだいその子は? 彼女?」

「いや、えーと、友達みたいなもんです」


 友達、という言葉を使っていいのかと少し言い淀んだが、恋人ではもっとない。


 にやりと含み笑いをするおじさん。頑張れよ、みたいな顔でメンチカツを渡される。違うから。


「はい、リュウちゃん」

「わぁ、いいんですか。ありがとうございます……! さっそくいただきますね」


 口を大きく開けて豪快にかぶりつくと、もぐもぐと咀嚼して飲み込む。続けざまに2口、3口と頬張り、あっという間にぺろりと平らげてしまった。


「もう1個いる、よね? どうぞ」


 嬉しそうに2個めへ。おいしそうに物を食べる子だなあ。



……ん?


 かぶりつくその横顔、彼女の犬歯はなんだか長く尖っているように見えた。牙、みたいに。八重歯? だが歯並びは綺麗だ。

 生まれつきだろうか、今まで気が付かなかった。それとも野生のホームレス生活の影響だったり……って、そんなバカな。


 そんな些細な俺の疑問を余所(よそ)に、彼女は2個めも完食した。


「おいしかったです、満足です……」


(きゅるる~)


 言葉とは裏腹に、まだ腹の虫が助けを乞うように鳴いているのが聞こえてしまった。まあ、よく食べるのは健康で良いことだよね。


 結局、自分用にと思っていた最後の1つも彼女に譲渡した。




***




 電車に乗って3駅隣。

 駅を降りてすぐ見えるのは多目的大型施設『若葉モール』。

 食料品・家電・ファッション・本・雑貨・ゲーム・CD・カフェ・レストラン。カラオケや映画館などの娯楽施設も揃っていて、ここに来ればたいていの目的は果たせる便利な場所である。


「わあぁ……すごい所ですね」

「来たことないの? こういうとこ」

「ないかもしれません。以前、とある男の人と暮らしていた時にはあまり外に出ませんでしたから」


 とある男の人。昨日の話でもちらりと出てきたが、いったいどういう人なんだろうか。


「外出は駄目だったの?」

「駄目というわけでは……。いえ、なんでもないんです」


 一瞬、顔が曇ったのを見逃さなかった。この話も地雷かな。


「……そっか。まあ、とりあえず服でも見に行こっか」


 本人が望んでいないのならこれ以上は聞き出したりしない。“その時”を待とう。




 服屋は入口のすぐ(そば)にあった。話題のファッションや目を引く流行色が立ち並んでいる。


「リュウちゃんは好きなブランドとか、そういうのある?」

「え、ない……ですよ。ファッションには疎いです」

「そうか。弱ったな、俺もあんまりなんだよね」


 そう言っていると目の前を女の店員さんが横切った。ちょうどいい、俺が選ぶより店員さんに見繕ってもらった方がいいだろう。


「あの、すみません。この子の服なんですけど、どういうのが良いかわからなくて。似合いそうなのをお願いできますか」

「こちらのお連れ様で? そうですね……」


 店員さんはリュウちゃんを正面に捉え、下から上へさらりと目を流した。


 そして近くにあった薄手のレースのシャツを手に取り、リュウちゃんの体の上にあてがう。


「これはいかがでしょう。お客様はスタイルもいいですし、イメージとしてはこういうナチュラルな感じが似合うかと。この服に組み合わせるならこれですね」


 さらに店員さんは軽やかでひらひらしたショートのスカートを手に取る。確かに似合っている、良いんじゃないかな。


「どう? リュウちゃん」

「可愛いですね。動きやすそうですし良いと思います」

「うん、俺もそう思う。じゃあそれ買おうか」

「ですが、あの……」


 購入を遮り店員さんと向き合う。


「袖がもっと長いのはないですか?」


 店員さんが選んでくれたレースのシャツは、確かに袖が短いものだったが……。長袖が好みとか?


「ええ、もちろんありますけど、これからの季節、短い方がよろしいのでは?」


 俺もまったくの同意件だ。これから日を追うごとにどんどん暖かくなるだろうし、どうしても長袖が必要だとは思えないけど。


「長袖がいいです」


 依然として譲らない。

 まあ、本人の希望があるならそちらを優先すべきだ。


「でしたらこちらなんかがいいと思います」


 店員さんが選び直す。今度のは腕がすっぽり収まる長袖だ。デザイン的にはこっちも悪くない。


「はい……これにします。それと、スカートももう少し丈が長い物を……」


 スカート丈にまで変更を求めるリュウちゃん。

 ふむ、ファッションには疎いと言ったが、そう言おうとも女の子だ。俺よりは服に興味があるだろうし、もしかしたらこれでけっこう楽しんでいるのかもしれない。


 服は一式選び終えたようで、店員さんに試着を勧められた。


 数分の衣擦れの音の後、カーテンが開く。


「着替えました……どうでしょうか」

「おお……! うん、似合ってるよ!」


 ゆったりとした長袖のシャツに薄手のカーディガン、すっきり落ち着いたトップスをまとめるふわっと長めのフレアスカート。柔らかな雰囲気に加え、ぱっと明るい色調がいかにも春らしい。


「ふふ……ありがとうごさいます」


 照れ笑いをこぼす。


 本人たっての希望もあってよく似合っている。魅力が引き出されているような感じだ。


 新しい服は家まで持って帰ってもいいが、元の格好じゃどうにも目立つ。試着ついでにそのまま着させてもらおう。


 購入を済ませ、店を出ようとしたのだが、彼女はまだ店の中に目を遣っていた。その視線の方向はさっき俺達が店員さんとやり取りしていた辺りだ。


「……リュウちゃん、どうかした?」

「あっ、はい、すみませんなんでしょう」一瞬の間を置いて上の空。


「えっと、もう少し見てく?」

「あ、そんな。大丈夫です、充分です……」


……なんだろう、遠慮してるのかな。




 次に訪れたのは施設内にある美容室。


「美容室……桐生(きりゅう)さん、カラーリングかパーマを?」

「違う違う、俺じゃなくてリュウちゃんだよ」

「わ、私ですか? あまり髪を染めたいとは思いませんが……」

「染めるんじゃなくてさ。切りたくないかなと思って」

「えっ、き、切るんですか?」


 あれ、ずいぶん伸びてるからと思ったんだけど、違ったかな。こういうヘアスタイルなんだろうか。それとも他人に自分の髪のことを言われるのは嫌だったかな。


「えーと、前髪とか目に入りそうだし切った方がいいんじゃないかな、って思ったんだけど……嫌、かな」

「嫌……ということはないですけど。そのなんというか、私は……えっと……ロ、ロングの方が似合うのでは?」


 自由に伸びた髪は肩まで掛かり、所々(ところどころ)が跳ねている。これが彼女の求める髪型だとしたら失礼なことを言うようだが、ロングというよりはただ伸びっぱなだけにも見える。


「……いや、ごめんなさい。髪が散らかってるのは理解してます。……桐生さんは、短い方が好みですか?」

「えっ? うーん、特にどっちがってことはないけど。短くしたらしたで、それも可愛いと思うよ」

「……じゃあ……。大丈夫だと思います、切らせてもらいます……前髪だけでも」


 大丈夫、ってどういうことだろう。さっきからちょっと無理してるような感じがする。そうまでして切ることはないけど……。

 そう言おうとしたら、お言葉に甘えます、と言って店の中へ入ってしまった。止めることもないか、と思い素直に待つことにした。


 あの髪では整えるだけでもそれなりに時間が掛かるだろう。

 そうだ、その間に俺は行くべき所がある。早く済ませて戻ってこよう。




 用を済ませ戻ってくると、店の奥からリュウちゃんと店員のちょうど事が終わったらしき会話が聞こえてきた。


 数秒後、目の前に彼女が現れる。

 ふわりと揺れる髪。


「どう、でしょうか……」


 恥ずかしさからなのか、彼女は目を落として問う。


「可愛い……!」


 思わず言葉が漏れる。

 首回りを覆っていた髪はすっきりとして肌を見せ、目に掛かっていた前髪も綺麗に整えられていた。彼女にぴったりの、ふんわりした雰囲気のショートだ。


「最初は前髪だけ、と思っていたのに、あの店員さんがせっかくだから短くしようと言うので……。へ、変じゃないですか?」


 隠す髪もなくなって、ぱっちりとした目を上げてこちらへ向ける。


「全然! 変じゃないよ、すごく可愛い。ショートも似合ってるよ」

「可愛い、ですか。良かったです……」


 髪の長さにこれと決まった好みはないけど、こっちの方が俺は好きかな、と今の彼女を見て思う。

 ぐっと女の子らしさが上がった気がする。髪型ひとつで印象もだいぶ変わるものだ。


「あの、嬉しいですけど、そんなにじっとは見ないでほしいです……」


 そう言って俯き、両手で首元を隠す仕草を取る。ちょっとお手洗いに、と言ってそのままトイレへ駆け込んだ。


 照れてるのかな。可愛いのは本当だから気にすることないのに。




「お待たせしました、行きましょう。……そういえば荷物が袋1つ増えてませんか?」

「ああうん、待ってる間にね。これは後でのお楽しみかな。それよりお昼 食べに行こう」




 まだ正午を回っていない時間帯のフードコート内に人影は少なく、がらんと空いていた。


「何 食べたい……って、決まってるか。そんなに肉が好きなの?」

「大好きです。食べたいです」秒を隔てず点頭する。何がそこまで彼女を駆り立てるのだろう。


 どれ食べてもいいよ、と言うと、男の俺ですら食べかねる特大のステーキをレアで注文した。

 俺も適当に料理を頼んで席に着く。


 それじゃいただきますと俺が言うと、彼女もそれに続いていただきますと言うのだが、どこか声に元気がない。


「……あの、これ、食べていただけませんか……?」


 そう言って申し訳なさそうに差し出してきたのは付け合わせの玉ねぎだった。


「別にいいけど……玉ねぎ嫌いなの?」

「玉ねぎというか野菜全般が……。食べられないことはないですが、好きではないです……。特に生っぽい物は」


 そうなんだ。野菜全般が嫌いなんて、栄養とか大丈夫なんだろうか。昨夜の生肉といい、割と偏食の()があるのかも。


 肉のみとなったプレートの上をナイフとフォークが休みなく交差し、あっという間にプレートは空になった。もしか残すのではないかとの心配はまるで杞憂に終わった。よく食べる子だ、見ていて気持ち良くはある。


「よし、リュウちゃんこういうとこ来たことないんだよね? せっかくだし遊んでいこうよ」

「いいんですか?」

「もちろん。行こう」




「ここは雑貨店みたいだね。グッズとかストラップとか……どうかな?」


 彼女は近くにあった、ナントカのキャラのストラップに付いた鈴を指でチリンと弾いた。


「んー、あんまりこういうのは知らない、ですね」

「そっか。じゃあ次に行ってみようか」




「CDショップ……おっとそうだ、ちょっとだけ付き合ってもらえるかな」


 お気に入りのバンドの新譜が出ていたことを思い出した。店に入り目当てのものを手に取る。


「なんですか? それ」

「俺の好きなバンドの新しいアルバムだよ」


 彼女はなるほど、と言って物珍しそうに俺の手元を覗き込んだ。CDではあまり音楽を聴かないのかもしれない。




「ここはゲームコーナー、ちょっと遊んでいこうか」

「なんですか、ここ?」


 ゲームセンターとかは行ったことないのか。まあ、この子じゃなくてもそんな人は少なくない。


「えっと、色んなゲームの機械がたくさん集まってて皆で遊べる所、かな」

「なるほど、それでこんなに機械がたくさん」


 この子とやるなら何ができるだろう。クレーンゲームとかでいいかな。

 枕が商品の台がある。寝る時に数が足りなかったしちょうどいい。


「これはどうやって遊ぶ機械なんでしょうか?」

「このボタンであのアームをうまく操作して、商品を掴んで落とさないように出口まで運べたら商品を持って帰れる、って感じかな。1回やってみる?」

「わかりました、挑戦してみます」


 慣れない手つきでボタンを押す。水平に動くアームは商品を捉えたかのように見えたが、いざ垂直に下りてみると若干通り過ぎているのがわかった。初めてならこんなものだろう。

 と思ったのだが、アームは商品である枕本体ではなく、それのタグ部分に腕を通し、持ち上げた。


「……取れちゃいました」


 驚いた、初めてでしかも1回であっさりと……。

 そういうセンスを持っているのか、それともいわゆるビギナーズラックか。


「上手いね! おめでとう、じゃあそれは貰っていいんだよ」

「はい、やりました。可愛いですねこれ」


 彼女は嬉しそうにライトグリーンの枕をもふもふと手で揉んだ。枕と言うよりはクッションのようだ。




 次はメダルコーナーへ来てみた。


「これはなんでしょう?」

「これはスロット。回転する絵柄をボタンで止めて横1列揃ったら当たり」


 メダルを投入し、リュウちゃんは回るリールをじっと見つめた。

 カチッ、カチッ、カチッ。

 軽快にボタンを押して順に1つずつ止めていく。まあこの手の機械は揃わないようにできてるし、さすがにビギナーズラックも何もないだろう。


「揃いました」

「揃いました?」


 リールの上には、そこにいることが当然かのように7の数字が整列していた。


「まじか……す、すごいね。そうそう揃わないよ」

「そうなんですか? 簡単でしたよ、絵柄が見えちゃいました」


 しかも勘や運任せではなく、目押しで揃えたっていうのか。リュウちゃん、ずいぶんと目が良いんだな……。



 結局リュウちゃんがことごとく当て、メダルは増える一方で終わるに終われなかった。手元に残ってしまったメダルは他のゲームで適当に消費して店に還元した。



「ごめんなさい、なかなか終われなくて。でも楽しかったです」

「ううん、いいよ。俺も楽しかった」


 時計が指すのはもうすぐ夕方。だが帰っても特別やることはない。


「映画でも見ようか」

「?」


 彼女はまたしても疑問符を浮かべて俺を見る。CDやゲームに引き続き、もしかして映画も知らないとか……?


「ああ映画っていうのは……」と、ここまで言いかけてやめる。ちょっと意地悪だけど、リュウちゃんの反応を見て楽しもうかな。


「……実際に行ってからのお楽しみかな」

「えっなんですかそれ、気になりますよ」

「あはは、きっと行ったらわかるよ」


 小首をかしげる彼女を連れて映画館へ向かった。

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