チャーハンマスターへの道のり
チャーハン好きです。でも作るのって案外難しい。
フライパンが振れなかったり、パラパラじゃなくてべちゃべちゃになっちゃったり。
高校時代の合宿の時、混ぜて炒めるチャーハンの素を使って、炊きたての水分たっぷり・やわらかごはんで作ったら、べちゃべちゃでまずくなってしまったな……。
その時のトラウマからなかなか立ち直れず何年か?つい最近チャーハン上手な兄がコツを教えてくれた。
1つ、油は多めに使う。2つ、予めごはんに卵をまぜて卵かけごはん状態にしておく。
つまりごはんつぶのまわりに、卵や油で膜を作っておくと、ごはんつぶ通しがくっつかずにパラパラの美味しいチャーハンが出来上がるというわけです。
これを守ってエビチャーハン作ってみました。ニンニクと生姜のみじん切りを炒めて、エビとシメジとネギを入れて炒めて、塩・胡椒。卵かけごはんをいれて、鶏ガラスープの素とオイスターソースを入れて炒めてできあがり。
結果はおいしくできました。パラパラのチャーハンが自分の手で作れる日がくるとは思わなかった。
油はカロリー気にせずたっぷりの方が失敗せずいいですね。
次に目指すは卵を使わない、焦がし醤油系のチャーハン。
スーパーのレシピにあった、トウモロコシとじゃこのチャーハンを私流にアレンジして作ってみました。
トウモロコシをチンして、実をバラバラにそぎ取る。
ニンニクのみじん切りを炒めて、香りが出たらじゃこ、トウモロコシ、ごはんを加えて炒める。ここで塩・胡椒、鶏ガラスープの素を入れるところが私流。最後に醤油を鍋肌で焦がしてからチャーハンと混ぜ合わせて完成。
トウモロコシの甘みと、じゃこの香ばしさがくせになりそうです。ズボラ的には缶詰のコーンでもいいと思いますが、今が旬のトウモロコシを使ったほうが季節を感じますね。
こんなチャーハンを作って夕飯に出したら相方も喜んで食べてくれました。
「こんな暑い時期に、チャーハンなんて暑かったよね。ありがとう」
自分が食べたくて作ったのですが、そう言ってもらえると、なおさら作りがいがありますね。相方は褒め上手だなと思う。
そういえばこの前出た漫画の『銀の匙』4巻でベーコンを炒めた油で作る、焦がし醤油系チャーハンも美味しそうだった。涼しくなった頃、作ってみようかな。
相方も読んでいるので、あの漫画のチャーハンかと気づいてくれたら嬉しいな。