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ズボラ食道  作者: 斉凛
8/49

好きです、紅茶

今回も紅茶回

10/25 誤植訂正

 子供の頃から大好きだった「不思議の国のアリス」その中にはティーパーティーを繰り広げるシーンがありました。

 思えばその頃から紅茶に興味を持っていたのだと思います。


 中学生の頃は本を色々読みながら研究し、高校の頃にはお気に入りの紅茶店ができました。

 そして紅茶好きというのは不思議な物で、お気に入りの店があっても浮気して、他に美味しい店は無いだろうかと探してしまうのです。


 高校の頃お気に入りだった店は無くなってしまいましたが、他に見つけた紅茶店に今も通っていて、相方との出会いもその紅茶店でのことでした。

 お互いに紅茶好きなので、食後のお茶を片方が淹れると二人で飲んだり。相方が紅茶を淹れてくれる事が多い気がします。


 晩酌とティータイム。それが私達のコミュニケーションツールになっています。



 さて紅茶好きの方はご存じかもしれませんが、そうでない方もいると思うので、ここからはストレートティーの入れ方について、私の知っている限りでお話しします。

 高校の頃通っていた店のマスターが「お茶の味は茶葉の質で8割決まる」といっていました。最近はネット通販なども扱っているので、品質の良い品をお取り寄せする事をお薦めします。


 どれを選んでいいかわからないという方に、お茶の種類を大きく分けて3種類あります。


 一つ目がインドのダージリン、アッサム、ニルギリなど。インドのダージリン地方で取れたから、ダージリンというように、地方のお茶、場合によっては茶園別等のお茶も売られています。産地ごとに特徴があり、私が一番好きなタイプのお茶です。スリランカのお茶だと、ウヴァ、ディンブラ、キャンディ、ヌワラエリヤ、ルフナ。中国だとキーマン、ラプサンスーチョンなどがあります。


 二つ目がイングリッシュブレックファストなど。幾種類かのお茶を混ぜ合わせて作られているブレンドティー。これはブランドごとに味が違うので、名前が同じでもブランドが違うと味が違います。


 セイロンティーは難しいところ。セイロンというのはスリランカの事なので、スリランカ産のお茶という事ですが、スリランカの中にも地方が色々あり、個性豊かなので、これらをブレンドしてセイロンティーと言ってるなら、ブレンドティーと言えるかもしれません。


 三つ目がアールグレイやアップルティーなど、フレーバーティー。これは紅茶の茶葉に人工的に香り付けしたものです。私はあまり好きではないのであまり詳しくはないです。



 さてお好みの茶葉が手に入ったら今度は入れ方です。紅茶に重要な事は『温度』と『空気』です。

 空気を沢山含んでいる水の方がいいので、ミネラルウォーターより、浄水器を使った水道水の方がいいです。


 やかんに水を入れて湧かしている間にお茶を淹れる準備をします。

 茶葉はできればgで計った方がいいですが、計りがない場合は、このスプーンで何杯と決めて下さい。当然ティーポットの大きさで入る水の量も違いますし、お茶の種類によって濃さが違います。何回も入れて自分の好みの量を探してみましょう。


 渋いお茶が苦手という方は、茶葉の量を減らして、その分蒸らし時間を長くするといいです。

 次にポットとカップにお湯を入れて温めておきます。ポットはできるだけ丸い形の方がいいです。紅茶用がなければ、日本茶用の物でもいいです。ただし中に茶こしはつけずに、注ぐ時に茶こしを使って下さい。


 そしてここからが重要です。紅茶は100度近い高温で良く抽出されます。しかし沸騰してしまうと、空気が水から逃げてしまいます。


 そこで沸騰直前のタイミングまでにポットのお湯を捨て、茶葉を入れてコンロの横にスタンバイさせておきましょう。沸いたと思ったらすぐにポットにお湯を注ぎます。

 ティーコジーがあったらかぶせ、なければタオルでも巻いて保温して蒸らします。蒸らし時間も茶葉によって違います。

 蒸らし終わったら、茶こしで漉しながらカップに注いで出来上がり。


 ポットにお茶を入れたままゆっくり飲むと濃くなってきます。3杯目当たりはティーカップの中で好みでお湯やミルクで割って飲んでみて下さい。


 今の季節は暑いですが、急に冷え込んだ晩などに、たまには温かいお茶もいいですよね。



 夏だしアイスティーが飲みたいという方は、簡単水出しアイスティーがおすすめ。麦茶とか入れるポットに、ストレートティーより2倍以上の茶葉と水を入れ、一晩冷蔵庫で寝かせれば完成。

 お湯で入れるより、香りは控えめですが、癖無く飲みやすい味に仕上がります。

 茶葉がポットの中で出てしまうので、1、茶こし付きポットを使う。2、出汁の素材を中にいれる出汁パックの外側の紙だけ(スーパーなどで売ってます)を使う。3、お茶が出た後茶こしで漉しながら別のポットに移し替える。などが必要です。

 


 お好みのスタイルで、紅茶を楽しんで頂けると嬉しいです。何より、紅茶は1ポットで3杯くらい飲めますから、ゆっくりティータイムを楽しむくつろぎの時間が持てるところが、私は好きです。

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