表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ズボラ食道  作者: 斉凛
48/49

紅茶伝道師に私はなりたい

 お久しぶりです。斉凛です。前回から一年経ちましたね。

 今日は一つご報告と、それに絡めてズボラな食レポを一つお話しします。


 昨年教室に通って、試験を受けて、晴れて日本紅茶協会認定ティーインストラクターの資格をいただきました。

 紅茶好きとして、何か資格を取ってみよう。どうせ取るなら一番大変な資格を取ろう。そう思って日本紅茶協会認定ティーインストラクターの資格を取りました。

 名前の通り「ティーインストラクター」なので、紅茶教室の先生をやる方向けの資格です。ただし、日本で最大の紅茶組織、日本紅茶協会認定資格なので、紅茶教室の先生にならなくても、資格を取る方はたくさんいらっしゃいます。

 飲食店を経営していて紅茶を出したい方、企業で商品開発をしてる方、教室でいろんな方と知り合いました。

 紅茶の資格の中には、通信教育だけとか、試験を一回受けて合格すれば良い資格も多いです。

 しかし日本紅茶協会認定ティーインストラクターは、約7ヶ月、毎週一日か、二週間に一日東京の教室に通う必要があります。

 試験も前期と後期で二回あります。筆記と実技があって、特に実技試験がとても大変でした。

 それでも教室に通い続けるからこそ、教室で一緒に勉強をした同期との繋がりもできますし、より紅茶を知りたい、楽しみたいという気持ちが強くなったのも良かったです。

 もしも、紅茶の資格に興味がある方がいらっしゃったら参考になったらいいな。


 さて、晴れてティーインストラクターになったのですから、紅茶の普及・消費促進に貢献するために、紅茶を使ったズボラレシピをご紹介します。

 これは以前にも一度紹介しているのですが、コンビニおにぎりを使ったお茶漬け。

 材料は、海苔とご飯が分かれているタイプのおにぎり、味はお好みですが鮭か梅が無難。

 出汁茶漬けにするなら、顆粒本だしをお湯で解く。お茶漬けならお茶を淹れるわけですが、お茶を淹れるのが面倒だなと思ったら、ペットボトルで好みのお茶を買ってきて、器に移し替えて電子レンジで温めてもいけます。

 お茶漬けのもとを使ってもいいですが、私は塩昆布や梅昆布茶で味をつけるのが好きです。

 ゴマとかお好みの薬味も一緒に。

 作り方は、おにぎりのパッケージをバラバラにして、ご飯と海苔を分ける。

 ご飯だけを器に入れ、お茶漬けのもとか塩昆布や梅昆布茶を入れて、温かいお茶か出汁をかけて、最後に薬味とちぎった海苔をかける。

 これだけ簡単。


 なんだ「紅茶を使ってないじゃないか」と思われるかもしれません。

 ここでアレンジレシピです。

 お茶漬けにかけるお茶を、紅茶のヌワラエリヤにしてみましょう。

 紅茶でお茶漬け? と思われるかもしれません。紅茶にもいろんな種類があり、お茶漬けに合わないものの方が多いのですが、ヌワラエリヤはとてもよく合います。

 そもそもヌワラエリヤとはスリランカの高地にある地名です。ヌワラエリヤで栽培されている紅茶は、すっきり爽やかな香りで、味は薄く繊細で渋みが強く、色が薄いのが特徴です。少し緑茶に似ています。

 味の方向性としてはダージリンと同じ系統なのですが、ヌワラエリヤの方がよりお茶漬けに合うと思います。

 実際に作って食べてみたのですが、緑茶のような旨味はなく、ほうじ茶のお茶漬けのようなあっさりした味わいで、でもほうじ茶に比べると渋みはしっかりあるので口がさっぱりする。

 梅のおにぎりで作ったのですが、梅干しとヌワラエリヤがぴったりでした。

 「ヌワラエリヤってどこで売ってるの?」という方は、ネットで探すか、お近くの紅茶専門店で聞いてみてください。海外産の輸入食品を扱ってる店でも取り扱いがある場合もあります。成城石井とか。

 お近くのスーパーやコンビニで売ってないのが申し訳ないです。

 午後の紅茶のレモンティーにはヌワラエリヤがブレンドされているそうですが、流石に甘いレモンティーとお茶漬けは合わないですしね。


 今後も、紅茶の良い活用法を見つけたら書いてみたいと思います。

 ……ティーインストラクターの資格を取って最初に書いたのが手抜き茶漬けでいいのか?

 ズボラ食道だからいいんです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 紅茶の伝道……なんでしょうかね?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ