表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ズボラ食道  作者: 斉凛
46/49

常備食・塩昆布とツナ缶の活用法

 いつも家にあって、食材が足りなくて困った時に重宝するもの。

 それが私にとって「塩昆布」と「ツナ缶」です。

 どちらも常温で保管できて、賞味期限が長いので、買い溜めしても問題なく、応用範囲が広い万能選手です。

 たぶん、使ってる方もいるかなと思いますが、我が家での簡単な調理法を書き出してみます。



 私は茶漬けが大好きです。お茶漬けの素を使わずに、家にあるものをご飯にのっけて、焙じ茶をかけても。ほんだしをお湯でといた出汁茶漬けにしても美味しい。

 私の小説「飯テロ女と契約料理」という小説(現在は公募のために作品を削除しております)にヒロインがお茶漬けを作って食べるシーンがありました。

 冷凍庫のごはんしかない。おかずになるものが何もない時に、乾物や缶詰だけで茶漬けを作る話です。

 そこでは梅干し、鰹節、ゴマ、とろろ昆布をご飯にのせて、焙じ茶をかけて食べていました。

 しかし、とろろ昆布より塩昆布の方が、安くて汎用性が高いので、最近は塩昆布茶漬けを作ってます。



 居酒屋でみなさん食べたことがあると思う、塩昆布キャベツも偉大ですね。生のキャベツをざく切りして、塩昆布と混ぜるだけという究極ズボラ飯。

 お酒を飲んでいて、もう1品つまみが欲しい時、重宝しますね。

 私はこれにごま油をたします。香ばしさや脂っ気が増えることでさらに美味しい。

 生のキャベツのパリパリ感を楽しみたい人は、食べる直前に作ると良いと思うのですが。

 私は混ぜてから少し置いて、塩昆布の塩気でキャベツの水分が出て行って、しっとりしたぐらいを食べるのも好きです。



 今日、納豆を食べる時、相方が納豆に塩昆布を混ぜてました。

 塩分+出汁+具材になるのは美味しそうだなと思ったので、今度私もやってみようと思います。



 これも「飯テロ女と契約料理」で書いたレシピですが、大根、人参をピーラーで薄く剥いて。軽く塩を振って揉む。

 すると水分が出てくるので、水気を切ってからツナ缶とごま油で和える。簡単サラダ。

 薄味好きな人なら最初の塩もみ分だけでも良いですが、濃い味が好きな人は塩気を足すわけですが、ここで塩昆布を入れても美味しいです。



 先日、一人飯用に作った、納豆ツナおろしパスタのレシピものせてみます。

 パスタをゆでている間に、大根すっておろしを作る。

 ゆであがったパスタにツナ缶を全部入れる。ツナの脂がパスタの絡まりをほぐしてくれるので便利。

 そこに添付のタレを混ぜた納豆と、大根おろしを乗せ、塩昆布を乗せて混ぜるだけ。

 塩気の調整は塩昆布の量で決めても良いです。



 ちょっと意外な所で炊き込みご飯。

 炊き込みご飯というのは、基本的に脂っ気のある食材(油揚げ、鶏肉)などと、キノコ類と出汁があればできるんです。

 この脂っ気のある食材にツナ缶、出汁要員に塩昆布を使う。

 我が家ではキノコは何にでも使う万能選手なので、良く買っているので、冷蔵庫にある率が高いです。

 研いだ米と、キノコ、ツナ缶一つ、本だしと塩昆布と醤油。それに適量の水。を炊飯器に入れて炊くだけ。

 あれば人参をきざんだのを入れたり、好みで具材を増やしてもいいですね。

 塩昆布は出汁と塩分を出した上に具材になる。ツナは具としては小さくなりすぎるのですが、味への貢献度は抜群です。



 ツナ缶と塩昆布のコンビばかりじゃないか?

 いや、この2つの合わせ技万能なんです。

 どちらも出汁がでて、ツナ缶は脂っ気とタンパク質、塩昆布は塩分をプラスしてくれる。肉や魚などのメイン食材の代用にちょうど良いんです。

 出汁が出る食材が入るだけで、料理は格段に美味しくなるので、もし「あ、肉や魚がない。メインおかずどうしよう」となった時に、ツナ缶使って見てください。

 「ひと味物足りない」という時に、塩昆布を足してみてください。


 家の食事が増えてるからこそ、簡単手抜きで美味しい食事を作りたいですよね。

 もしも「うちではこんな使い方してるよ」というアイディアがあれば、教えて頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ