卵焼き器万能説
かなーり、お久しぶりです。忘れてたわけじゃないんですよ。ネタが思いつかなかっただけで。
でもお休みしてた間に小ネタが色々でてきたので、思い出せる範囲でぼちぼち更新します。
今回は卵焼き器について。あの小さくて四角いフライパンです。最近はテフロンも多くて便利ですよね。
私は一人暮らし時代、あれを普通のフライパンとして使い倒してました。だって一人分なら料理の量も少ないし、フライパンより小さい分軽いし。
特に便利なのが朝ご飯。ソーセージやベーコンをあぶってみたり、目玉焼きを作ったり。卵焼き器で目玉焼きを作ると四角くなるので、トーストの上に乗せるのにちょうどいいんです。
油を引かずにベーコンあぶって取り出して、その油で目玉焼き作って、トーストにベーコンと卵焼きのせれば、かなり立派な朝食の出来上がり。
まあ……そうやって本来の目的以外で使用し続けると、テフロンがはげてダメになって行くんですけどね。
そんなに高級な卵焼き器使ってないから大丈夫。
さて、いきなり卵焼き以外の使用の話をしましたが、普通の卵焼きのお話も。
甘い卵焼きも美味しいのですが、「あれはおかずではない、おやつだ」というのが相方と私との共通意見なんですよね。
なのでお弁当に入れる卵焼きはいつも出し巻き卵です。出し巻きと言っても、卵に白出汁入れるだけですが。しかし最大の難点は「冷めても美味しい」なのです。
砂糖が入った卵焼きは、冷めても柔らかくしっとりしているのですが、出し巻き卵は冷めると固くなってしまうんです。お弁当に入れるにはかなり悪条件。
そこで私が聞いたとっておきの裏技。それは出し巻き卵にマヨネーズを入れる事です。
溶き卵に白出汁とマヨネーズを入れてかき混ぜる。多少混ざりきれずにマヨネーズがだまになっても、そのまま焼いてまいてる内に混ざるからOK。
卵焼きにマヨネーズ!と最初は驚きますが、よく考えると問題ないんですよね。マヨネーズの材料は、卵・塩・酢・油。
卵焼きに卵は問題ないし、出し巻き卵で多少塩分が増えても問題無し、酢は加熱すると飛んで味が無くなる。そして油がこの裏技のポイント。卵の分子の周りに油が膜を作って、卵の分子が結合するのを防いでくれるそうです。そのため冷めても柔らかいのだとか。
それとこの作り方の良い所はお酢が入ってる事。昔母に聞いたのですが、夏場はお弁当が傷みやすいのでお酢を入れて卵焼きを作ってたとか。味に問題は無いのですけどね。このマヨネーズ入り卵焼きもお酢入りなので、夏場のお弁当におすすめです。
ちなみに相方に「いつもと作り方変えてみたけどどうだった?」と聞いたら、「いつもより柔らかかった気がするけど、味は変わらない」そうです。
マヨネーズを入れたと言ったら驚いてました。マヨネーズの味は全然しないんですよね。
シンプルな卵焼きを毎日作って、上達したらレベルアップ。何かを巻いて作るのも良いですね。普段は冷凍カットほうれん草をお弁当用に買ってあるので、ほうれん草巻きにしたり、明太子を巻いて明太子巻きとか作ってます。
うなぎを巻いたう巻きは私の大好物で、1年に1回くらいは作りたいなと思います。年々うなぎが高くなるので、贅沢は出来ませんが。
中に入れる具は少なめに、最初の一回目に入れる卵は多めで厚めにしておくと、綺麗に巻きやすいと思います。
私の卵焼きスキルはめきめき上がってるわけですが、その裏には毎日お弁当に同じ出し巻き卵をいれつづけても、文句を言わずに「ありがとう」と言ってくれる相方のおかげだな……と思います。




